母のタイムスリップ日記
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2005年01月16日(日) 遊んで貰っちゃった!


 朝7時に電話がなった。
「これから市場に出かける」と言う電話だった。
その後も電話有り「蟹 蕎麦 縞ホッケゲット 待っとれや♪」と。
遅寝遅起きの娘が 土産物のために早起きかぁ〜(ウルウル)

お土産を楽しみに…母の所に出向く。
昨日 何かに「新聞紙を丸めてガムテープで止めてボールを作って ひとつ先にボールをあげてそれにボールを当てる」という高齢者の遊びが書いてあったのをみた。
行く道すがら それだと施設の人には無理だなぁ〜。俊敏さが今ひとつだものね…と他に良い方法がないかと考えていた。
そうだ「射的だ」
幸い 母の居室にはぬいぐるみが沢山有るから あれを使えばいいんだと気が付いた。

施設に付いて暫くすると ピーチボールでのキャッチボールを職員の1人が始めた。
暫く楽しむ様子を眺めてから「あの〜新聞丸めて ぬいぐるみ使って射ごっこしてもいいかしら?」と聞いてみた。
即座にOK。
みんなで新聞を丸める所から始めた。
多めにボールを作ってテーブルの並びを少し変えて ぬいぐるみを並べて始めた。「ぬいぐるみでは抵抗が有るかな?」と思ったが 直ぐに適応した。
初めこそ 加減が判らなくて苦労したけれど 要領を得るとわっははと声を出して楽しめた。
普段 あまり話さない方も言葉が出た。
メンバーの入れ替え等も有ったけれどトータルで1時間半は楽しめた。
後半 眠っていた人も起きてきて…「僕を狙ってもいいよ」と手を振って見せてくれたりもした。

それからおやつ。
おやつの時も「猫舌」で盛り上がった。
始めは 多少熱くても気にせずにお茶を飲まれていらしたのに…。
猫舌だった人の事を思い出して「猫さん大丈夫?」と聞きお茶碗を持って「あちちち」と耳に手をやって見せたら 自分の猫舌を思い出したように茶碗を持っては「あちちち」「熱くて飲めないよ」となってしまった。

結局は ちゃんと飲めたけれど…。
猫舌で15分以上の時を楽しんだ。

この間 母を3回トイレに誘導。
2回は小水成功。後の1回は排便成功。
今日の確立100パーセント成功だった。

今日の母は 私が他の方の相手をしていてもやきもちを焼く事もなかった。
と言うのも 職員の方が母のカバーになってくれたからである。

射的ごっこから ヒントが生まれた。
これでビー球風に遊べそうである。
星型にするのは大変だろうから ビニールテープで円を作って 持ち玉で当てて見る…こんな事なら難しくない筈である。
射的ごっこだと 残っている能力で当てる人形の距離を変えていかなければならないし…自分だけ近い距離と言うのも敏感に感じるような方も要らした。ビー球風なら 力もそう要らないし平等感が有るかも知れない。

ひとしきり遊び 歌など一緒に歌って 施設を後にした。

夕方の便で娘が帰る筈で。
それまでに夕食を準備。。。
主菜は当然「蟹」タラバ1杯だ。
空港についてリムジンで着くまでの時間を予測して支度をする。
珍しく 夫が駅まで車を出した。
「ただいまぁ〜」「お帰り かにさん!」
「げっ 家の親 私より蟹を待っていた!」「そうよ 決まっているでしょ」 
お皿にのせた 蟹さん 鋏でカットされて 10分足らずであらかたみんなのお腹に納まった。
普段は蟹等見向きもしない夫までが「美味しい」と黙々と食べていた。

「お嬢さん 貴方の蟹の選び方 とてもお上手でした。ご馳走さん」
自分が動きもせずに 地方の美味しい食べ物にありつける…。これぞ至福じゃないか…とも思った。

娘の仕入れてきた情報に寄れば 北海道はこの1月 つまり雪祭りの前こそがオフシーズンで 楽しめるらしい。。。
来年の冬は 行くぞ北海道!
北海道の友人にも宣言したから…後には引けない。。。

娘は娘で北海道に行ったなら 必ずやってみたい小さな野望が有ったらしい。六花亭とROYCE'の買い物袋を手にタラップを降りる…というちっちゃな野望。それを叶えられたらしい。
そして何よりマイナス10度の世界から戻って「こっちは温かい」と飛行場からの一言だった。
「叔母ちゃん これで朝5時 夜8時の早遅勤務…尊敬してしまう…」と言っていた。
私も 改めてそう感じて友人宛にファクシミリを送信したばかりだった。


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