母のタイムスリップ日記
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2005年01月01日(土) 何とかお正月…


 あけまして おめでとうございます。
昨年中は 拙い日記をお読み下さいまして有難うございました。

昨夜のお天気が嘘のような今朝の青空。

元日の朝は みんなでお雑煮を戴く。
いつもより ずっと品数が少ないおせちだけれど それもまた良いではないかと思う。

正月飾り お花。。。忘れていた!
でもいいんだ。
昨夜 慌てて咲き始めた蘭を玄関前に置いた。

今日は母に張り付いた。
割りに穏やかだった。でも おそらくお腹がイマイチなのだと思う。
おしゃべりしたり 笑ったり 時に今いる場所を何処かと真剣に考えたり…
と一日の中で大波小波が繰り返された。

母が言葉を失いつつ有るのは 歌を歌うときに歌詞が伴わなくなっている事だけでも分る。
母は歌詞を流れで覚えている。
状況を思い浮かべて其処から歌詞を思い出していた。
それが時に動作だったりしていた。
これが たまにしかでない。
歌詞が分らなくてもリズムが分るようで 首を振って楽しんでいる。

母がいろんな能力を失いつつ有る事は自覚しているようである。
でも 以前のように哀しまない。
「忘れてしまったなぁ〜」「教えて」「あんたやって」そういう言葉で依存してくる事が多くなったような気がしている。
そして 適切な言葉ではないかも知れないが とても可愛くなった。
「快」と感じれば それに応じてくれる。

その代わり 直感的に駄目と思った事は 変えられなくなっている。
お風呂がそうだ。
瞬間「熱い」と思った事は ぬるめであっても何時までも熱い。
特に熱さを感じるのはつま先で…。
どういう訳か つま先の足裏は真っ赤になっている。
(傷とかただれではない。血行が悪いのかなぁ〜。それなら紫色になると思うのだけれど…)
浴槽に一番先に入れるのはつま先であるから…。ちょっと苦労だ。
でも 介助すればまだ入れるのだから…良いと考えておく事にしよう。

また 食事の後半で下の入れ歯を出してしまう。
出すのは良いのだけれど それが入れ歯だとは理解できないようである。
食べたりはしないから良いけれど…。
おそらくこれは 私の怠慢で 歯科通院で直るような気がしている。
これも まだちゃんと普通の食事が出来るのだから よしとしよう。

体の不調を訴える事が全くというほど出来なくなっている。
時折喉に手をやるので「喉が痛いの?」と聞いても「少し」とは言うけれどそれが果たしてどの程度の信憑性が有るか疑問が残る。
腹痛にしてもそうである。
つま先のように外から見える所は 判断が付くけれど…。中の事はわからない。ただ 訳も判らず不穏になる時は やっぱり何処か調子が悪いのだという事だけはわかる。此処は 介護者にとって正念場だと感じる。
これからは 衛生面でかなり留意していかないと「うっかり」が起きそうで怖い。

「頑張る」「頑張る」という母の言葉がとても印象的である。
おそらく 自分を奮い立たせているのだ。
母の内側に頑張ろうとする意欲が残っているだけで こちらは救われる。

年賀状も 何とか自筆で書き上げた。
戴いた年賀状にお返事を書けた。とても拙くなった文字だけれど…今尚 母に賀状を下さる方々に 少しばかりのお礼と報告をさせて戴くためにも良い事だと思う。賀状をみて母の記憶が少し甦ってくる。
これは 家族にとって励みになる。

洗面や歯磨きは誘導すれば 辛うじて自力で出来る。

今日で2日目の滞在。
雪かきのせいか 母の介助のせいか やっぱり腰に痛みが来る。
腕はしびれっぱなし。(これは、年末の掃除のせいと思う)
母のいる時は お手伝いが欲しいと今回は特に思っている。
家事と介護とを背負うのは だんだん無理になってきている。

母の状態は やはり落ちて来ている。
介助が今まで以上に増えてきている。

母が眠るとホッと一息である。
今夜は 眠くて眠くて 10時ギリギリに眠ってしまったが どんな夜になるのだろう。。昨日は2時就寝で 5時にトイレに起して それから添い寝だったけれど…。



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