母のタイムスリップ日記
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2004年09月15日(水) 緩かな関係


 利用者さん宅のチャイムを押したが 応答がない。
暫くおいて再度チャイムを押したが応答がない。
車庫には 車があるので外出ではない様子。

そういえば「水曜日はヘルパーさんの活動日が翌日にあるので土曜日にまとめて出来ないかなぁ〜」と言われたなぁ〜。
あの時 今月後半からなら可能かな」と答えたつもりだったけれど…。
「はい」って受けてしまったのかなぁ〜。
自分の記憶を確かめてみる。
おそらく間違いないと思うけれど…最近の私 ちょっとずれちゃっているしなぁ。。

庭のほうから様子を窺ってみるけれど 室内までは見えない。
これが最後と別のチャイムを使ってみた。
ようやく「はい」と言う声が聞こえてほっとした。

メインのチャイムの調子が悪いようだった。

いつも通りの活動の他 雑誌類を紐で縛って外の収納スペースに片付けた。
活動記録を記入中に「23日は祭日でヘルパーさんお休みなので 今度の水曜は訪問して欲しい」と言われた。

私の所属する事業所は ボランティアなので訪問活動は 大体一日一件だ。
時間にゆとりを持っている。
高齢者は 急な用で時間延長を依頼する事もある。
通院介助で出かけて 途中おやつや軽い食事を取りたくなった時はお付き合いする事もある。自分の分は自分が出す。
人によっては これが面倒というけれど…。
高齢者の方は 逃げどころがなくて…1人で生き抜きすら出来ない事も多いのでお付き合いして ストレス解消して貰う。
1人暮らしの方には きちんと利用の仕方を説明するし ご家族の同居がある時は 要望があった時にどうしたら良いかを確認しておく必要が有るけれど…。
ご家族の多くは 自分で連れ出せないので「宜しくお願いします」と希望される方が多い。

勿論痴呆や麻痺のある方も同じ扱いである。
ただ その場合 身体介護の利用料金になってしまう。
どちらにしても利用料は かなり安い。

こんな風に状況に応じて緩やかに活動できるのが特徴である。
勿論 希望があれば依頼を受けた翌日から活動に入ることも可能である。
この辺が ヘルパーさんと違う所だと思う。

ボランティアする人の中には ヘルパーと並行して活動する人もいるのだが。。。

こういう活動が 私は好きである。
介護保険外の事だから こんな関係でいられる。
用が有る日は 初めに利用者さんにその旨を告げている。
そうしてお互いが都合しあっている部分もある。
そうした事で 利用者さんは 娘の世話になっているような感覚になる事が多いような気がする。

活動を終えて 母の所に出向いた。
明日は いよいよぶどう狩りである。
その前に母の状態を見ておきたいし お出かけの準備も簡単にしておきたかった。と言ってもトレパンと尿漏れパットのの準備等である。
美容院にも連れ出したかったが いつもの所までは無理だったので シャンプーだけして貰いに施設近くの美容院に飛び込んだ。
施設の入所者が利用する所でもある。
シャンプー後 ブローして仕上がった髪型が…みんなと同じだった。
髪の毛を全部後ろに流すのだ。
母は 初めてだし…もう髪型を気に留めることも少なくなっているけれど…。この画一的な所が 私は苦手だ。
カットもパーマもそれぞれ違うのだから…もう少し工夫してくれれば ここでも良いのだけれど…。

技術的な事はさて置いて 母への対応はとても感じの良かった。
母の椅子からの立ち上がりの介助などは 慣れていないと思ったので私がやった。それを見て「さすが呼吸が合ってますね」と感心されてしまった。
自分でも気が付かなかったけれど…確かにそれは有るんだろうなぁ〜。
いつもの 美容院なら見守りだけしていれば 全てお任せである。

「明日 ぶどう狩りに行くからね。風邪引かないようにね」と母の耳元で囁いた。母は「ぶどう狩りに連れて行ってくれるの?」と楽しみにする風だった。明日まで覚えているか。。。なぁ〜。。。





 


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