母のタイムスリップ日記
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| 2004年08月26日(木) |
16段×5の階段。。。! |
母は昔から頑張り屋さんだったのだろうか? 従妹の話では「お手本にしなさいと言われるほどの頑張り屋さんだった」と言うのだが…。痴呆症になった母へのせめてもの褒め言葉…と受け止めていたのだが…。 私の知っている母は 体調が悪いと直ぐヘナヘナとなって寝付いてしまう母だったから。
リハ終了後 母を連れて約束の場所に向かった。 この時も「いつもより歩くピッチが早いな」と感じていた。 私の読んだ時間では5分くらい遅刻だろうと思っていたのに…約束の10分前に到着できたのだった。
昼食をしながら3時間弱の時間 私の隣に座してニコニコしていた。 以前だったら「何で ここに居なきゃ行けないの?」と言ったりが多くて母を会話の仲間に加えながら話されければならなかったのだ。
会を終えて仲間は陳情書を議会に運んでくれた。 私は 母と連れ立ってお散歩。 この場所には 何回も来ている。けれど 2年ぶりくらいだろうかな? 16段の階段が5個連続してある大きな長い階段である。 建物と建物の間にある階段である。 そう おそらく5階分の階段だと思う。 母は「来た事がある」と言っていた。 それ位印象深い場所でもある。 「上る?」と聞くと「うん」と言う。 「大丈夫?」と聞くと「駄目だったら 降りればいい」と笑うのだった。 恐る恐る上り始めたが 一休みもしないで一気に上ってしまった。
上には 人工池があり オニヤンマ シオカラトンボ アキアカネ 等が沢山飛んでいた。その光景に二人でしばし見入った。 腰を下ろすことなく 次の場所へ。
そこはミニ植物園みたいな所だ。 庭を一巡りして 建物の中へ。 ここは 母も大好きで 在宅時の冬のお散歩コースになっていた。 温室のような感じで冬でもお花を楽しめたから。。。 室内では植物の育て方をアドバイスしてくれるので ちょこっと質問。 その間も母はニコニコとしていた。
また外に出て歩き出した。 坂道を使って先の階段の下に戻ったのだ。 冗談に「上る?」と聞いてみると「うん」と言う。 歩く意思は充分あった。でも これは避けるべきと判断した。 でも歩き足りない様子なので別の阪を使って上に行き少し休憩。
大きな公園を一回りした事になる。 今度は階段の上に着いた。 「降りる?」と聞くと「うん」と言うので ゆっくり降りた。
今度は一休みしておやつを食べて 施設に戻った。 施設で職員に散歩の様子をお話したら「え〜っ あそこ 一回りして階段も上って降りたの?私 とても出来ない。。。」と言っていた。
実はこぼれ話で 施設に着いた時「どうしてこんなに疲れたんだろう」という母の独り言を聞いた。頑張ってチャレンジした事が記憶に残ってないのである。
会に付随するお話や 仲間が母を知っていた話等があるが また 別の機会に。。。
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