母のタイムスリップ日記
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2004年05月29日(土) おちょくられている…


 施設から出ようとしている時職員さんに「誰とお出かけですか?」と聞かれていた。母は「おばちゃんと…」と答えた。
職員さんは 余程おかしかったのだろう ケラケラと笑い出した。
すかさず私が「私は誰?」と聞くと「おばちゃんと言ったら この人が笑っているから…違うんだねぇ〜」と笑っていた。 

家に着いて トイレ誘導した折
「頑張って う○○出そうね」と言うと「勿体無くて…出したくないよ」
といった具合に やられっぱなしである。

ワイルドストロベリーが赤く熟れているのが3個あったので摘み取ってスケッチしてもらう事に…。
白い紙にボールペンで(いつもはエンピツ)描き出したので夕食の支度のために離れた。戻ってみたら…3個あるはずのイチゴが2個になっていた。
「うまく描けなくて…」「いやぁ〜うまいねぇ〜すごいなぁ〜」「下手なのは良く判っているよ」「…」
離れる度にイチゴの数は減ってしまった。
スケッチはいつ間にか「栗」となった。(本人の申告)確かに輪郭は似ている…。其の絵に 文字が書いてあった。
「ビックリ ギョウテン サア ミナサマ」
母の頭の中では この一連の事は繋がってないと思う。
でも、繋げてみると…こちらがおちょくられているようで…笑ってしまった。

畑に出て行く時 如雨露をもっていた私に「其のスコップ持つよ」「エッ?」「へへへ…」→これは 言い間違いに気が付いたのだった。残念ながら「如雨露」と言う単語は出てこなかった。

夕食の支度の折 大根卸を作って貰った。卸し終えてキッチンまで来た時 丁度たくあんを切ろうとしていた。「それ 食べたい」と言うので急いで切ってテーブルに運んだら…大根おろしと沢庵を和えて ひとつ小鉢に纏めていた。「沢庵の卸しあえ」で一品仕上がったぁ〜。母の発明だ。

夕食の時の事
「おいしい?」と聞くと「おいしい時とおいしくない時が…あはははっ」と笑った。つられて「そうかぁ〜ははははっ」と笑ったら更に笑い転げていた。それでも 残すことなく 全量摂取。すっすごい。私より食べた。
食後にプリンを出したら さすがに「もう 要らない」と言った。

食後 いつものように 擬似食器洗いをしてもらう。
時計は 8時を回っていた。
とても眠そうにしていたので 2階に上がって洗濯物たたみを手伝って貰った。其の間に布団を敷いていたら…。
「眠くはないけれど…疲れたぁ〜」と布団に入った。
「ちょっとちょっと…もうひとつ仕事があるのよぉ〜」
「いやぁ〜。もういいよ」
「でもさぁ〜」
「しょうがないねぇ〜」
と言った具合で階下に下りて トイレ誘導後入浴。

眠い母をギリギリ起こして 10時に就寝した。
今日は 我が家にお泊りである。
夫も帰宅が遅く明日も仕事であり 娘は岡山にお泊り出張である。


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