母のタイムスリップ日記
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| 2004年04月29日(木) |
困ったような 嬉しいような…。 |
早朝、畑に水遣りに出かけた。 戻って 庭木の剪定の続きに取り組む。手袋をかけないで作業に入ってしまい手のあちこちに切り傷ができた。 誰も手伝ってくれる訳でなく…一人脚立に上ったり降りたり…散らかった枝を片付けしたり…。 昼食の準備をして食べさせてから 母の所に向かった。
母は、違うフロアに行っていて留守だった。きっと不穏になっていたのだろう。少し居室を掃除してから母のいるフロアに行った。 母は「あっ」と言いながら「ここに座りなさい」と言った。座ろうとしたら他の入居者に「テレビがみえない」と注意され 慌てて移動。
職員に排泄の事を聞くとやはり便秘気味のようであった。 トイレに誘って便器に座ってもらうと「失敗しても、誰もいなくて…」と言った。「困るの?」と聞くと「うん」と言う。 でも、こればかりは どうしようもない。 母が困るのは一時だろうし…時間を経れば忘れてしまうだろう。 時間に追われ 母一人だけの介護ではないのだろうし…。 母の排便誘導をしている時職員が見えた。 初めて母の排泄と格闘している現場にいらした。 「いきめるんですよね」と言われ「いえ、最近は3回に1度くらいはいきむのを忘れています」「お腹を自分でマッサージしてますよね」「確かにしてますがいきんでいるとは限りません」 そんなやり取りを初めてした。 それでも、母が不安がっている事までは話せなかった。
外に出て早歩きをした。いつものように公園でおやつタイム。今日もイチジクを食べてもらった。額に汗が滲んでいたのでお茶もたっぷり飲んでもらう。
更に歩いていたら 散歩コースで知り合った家の方が「頑張ってるねぇ〜」と声をかけてくださった。「でも 姉さん 随分早くない?」と言われた。 「そうですね。少し早めです。排便と足腰の鍛錬があるのでちょっと早めです。無理そうな時は緩めているんです」と言うと傍にいた息子さんと思しき人と二人深く頷いていた。母は 自分の事を言われているなんて気が付く事もなくニコニコとしていた。
一時間近く歩いて施設に戻った。 今日は 折り紙を2枚重ねて 角箱とコースターを2個ずつ 途中まで折っておいた。それをホールのテーブルにもって行き作業してもらった。 母は、直ぐに興味を示して折り始めた。 その隙に 施設を後にした。
戻って畑に向かい水撒きをしていると…。見知らぬおじさんがきゅうりの苗を持ってやってきた。 「これ、使ってくれない?」「お幾らですか?」と聞くと「いや、たくさん貰って植え切れないんだよ。貰ってくれれば…と5本の苗を出した。 これから 他にも植えたいし…きゅうりは棚を作るのが面倒で…避けていたのだった。「今日は スコップ持って来てないのですよ」と言うと仮植えで水をあげておけば大丈夫」といわれた。それにしても5本は多いなと思い お隣の方へ「使いませんか?」と聞いた。先日の強風で苗が折れてしまってしまったと話されていたので…。 2本譲って1件落着。 しかし、奇妙な事があるものだ。 このおじさん、畑にいた訳でなくて…畑に向かってやってきて一直線に私のところに来たのである。 お隣の方は、てっきり私とおじさんが知り合いと思ったらしい。 そして 犬が居ないので気が付かなかったと言っていたけれど…どうやらお隣さんとは犬繋がりの知り合いだったようである。
「何故私に?」と疑問は解けないけれど…まだ畑の半分は開いていたので持ってきてくれたのだろうなぁ〜。 半端じゃなく立派な苗だった。これで、失敗したら…申し訳ないなぁ〜。
と言う訳で、夕食後 お店まで棚を作るための棒を買いに走った。 明日には 植えつけないと…。ふぅ〜っ。
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