母のタイムスリップ日記
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2004年04月16日(金) 利用者さんとご家族の間で…。


 利用者さん 訪問。
今日は、散歩の日であった。
お訪ねすると「先日でかけた和菓子屋さんまで行きたい」という事だった。
私のみで行けば、15分あったら往復できるのだけれど、利用者さんの足だと1時間は掛かる。早めに出なければならないけれど…。
「ちょっとお話が…」と暫く話し込む事となった。

先日もめて眠れなくなったと言う例のお弁当の事だった。
利用者さんにとって お弁当は美味しいのだけれど配達の時間に家にいなければならない事が苦痛になっているようであった。
お弁当が無くとも困りはしないという事情もあるようである。
確かにこの所の利用者さんは、スポーツジムに出かけたりと積極的に運動をなさっておられる。
外食だって出来るだろうし、他の方と一緒にお食事という事もしたいだろう。月金は私が訪問。火曜はデイ。水曜はお弁当。木曜はヘルパーさん。
土日はご家族がどなたかお見えになるのだ。
こうなると自由に使える日というのがなくなってしまう。
だから、お弁当をやめて水曜日をフリーの日としたい様子なのだった。

気持ちは理解できる。
母だって「どうして 私の好きなように暮らしてはいけないのか?自分で判るよ」と苛立った時期が有った。
このあたりが、難しいところである。
縛りすぎてしまうと意欲が低下して依存心が強くなって行ってしまう。
かといって、好きなようにしてもらうとその間 家族の心配や心労が尽きないのである。
私は 少しの嘘を交えて 母に選択して貰う形をとった。
とはいっても、結果的に私の選択に合わせて貰った訳で…ずるい方法だった。

利用者さんは、デイでも同じような事を相談なさったようであった。
デイの職員は「お弁当は 何時でも中止できますよ」と話されたようだった。私は、家族の要望でお弁当の配食されている事を聞いているので 迂闊にはいえない。また、前回と同じようにトラぶってしまうと利用者さんが混乱するのは目に見えるから。
窮余の策として 前日に 「用があるので明日のお弁当はお休みさせてください」と電話でキャンセルする事方法を伝えた。
これを2週おきにやってみて 実績を作ってから判断してみてはどうか…と。

利用者さんも納得してくださり、徐々にやめる方向に…という事になった。

ここは、事業所の方にも連絡してこの間に 何か方策を考える事がいいだろうと思ったのだった。

そんな話をしてから お散歩に出たので訪問は30分オーバーしてしまった。
それでも帰路はバスを使ったのだけれど…。




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