母のタイムスリップ日記
DiaryINDEXpastwill


2004年01月14日(水) また来てね


 早めに母の所に向かう予定でいたけれど 家人の用で出遅れてしまった。入浴の予定を取りやめて、デパートに向かった。
母には 説明したけれど理解できなくて「何処にお出かけ?」と職員に聞かれても「「何処行くんだか わかんない」と言っていた。
質問の内容に沿った答えが出来たから「合格だ」

デパートに行く前に休息所で持参したおやつを食べてもらう。今日は 足の浮腫みが見られたので水分を余計に摂ってもらった。

デパートに入って玩具売り場にまっしぐら。
お目当ての物に…電池がなくて試せない…。店員さんに頼んで電池を入れて貰った。
1番先に試したのは、音に反応して傍に寄ってくる「わんちゃんロボット」
これは、本物の犬と思い込んだ母が のけぞってしまった。
これだと転倒の危険がありそうだと取りやめた。
2番目は、セガトイの「猫ロボット」これも怖がった。けれど、首と尾っぽを振るだけだし鳴き声も母の耳に届くようである。
3番目にバンダイのお人形
これは、やはり音量の調節が無いので母の耳にはお人形の話す声が届かなかった。ただ「かわいい」と無条件に受け入れていた。
でも、それだと普通の人形と変わらないので止めた。
4番目は、動かない犬型ロボット。
これも首や尾っぽを振るだけ。鳴く声もするのだが…壊れていた。
繰り返し 母の反応を見ていたら…。
近くの人がドンドン傍に来て 面白がる。近くに来る人は玩具が面白くて近寄ってくるのである。子供の反応は鈍かった。
それよりも 近くの売り場の方が離れた所で見入っている。
年寄りが玩具売り場にいるから見入っているのかと思ったけれど、そうではなくて、本物に近い猫に興味があるようだった。
母の様子を見ているのに周囲の反応まで目に入って…面白かった。

結局のところ 猫ロボットを購入した。
でも電池の寿命が10時間だと言う。
それと 試せるロボットは 壊れてしまっていて…。どの位の耐久性があるのかなと気になった。

施設に持ち帰り荷を広げ始めたら…
母が「気色悪くないよ」「気持ち悪くないよ」と幾度も言う。
やはり猫、犬が好きでないので…そういう言葉が出るのだろう。
本当の声は「気色悪い」「気持ち悪い」なのかも知れない。
でも 傍で繰り返し動かしていると猫ロボに「こんにちは」「なんかいって」と話しかける。
暫く使えば 慣れると感じた。
猫ロボが尾っぽを上げるたびに「おしっこするんじゃないの?」と心配していた。
纏い付いて来る訳で無いので、怖さも半減するようである。

職員が驚くといけないので、見てもらって使い方を説明した。
職員のほうが面白がってみていた。
後でみんなと使ってみてください。壊れたら壊れた時ですから…と伝えた。

母が猫ロボに見入って炒る間に「宜しくお願いします」去ろうとしたら…。
「また来てね」と母が言った。
「ぎょっ」である。
判ってるんだぁ〜。職員と目を合わせてしまった。
「うん、また来るからね」「また来てね」


はな |MAILHomePage

My追加