母のタイムスリップ日記
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| 2004年01月05日(月) |
みんなの所に行って… |
夫が帰宅したので 車を出して貰い通院そして我が家へ…。 夫はふるさとに昨夜発ち 今朝帰宅したのである。 施設では 母がとても浮かない顔をしていた。「頭が痛い」と言う。 着替えて外に連れ出すと顔つきが変わった。 車からの景色を眺めている。とても穏やかである。
診察もそこそこ待って順番が来た。今日は少し血圧高め。足もかなり浮腫んでた。医師が「○○ちゃん いくつだっけ?」と聞いた。 母は、笑いながら…「21から数えないと判らない…22,23…」と数え始めた。 「でいくつかな?」と私が聞くと自信なさ気に「26かな?いやもっと行ってるなぁ〜」と言う。 他愛も無い話である。 でも違う人が同じ質問をしたら…どうだろう? おそらく 母の中での信頼関係が成立しているから緊張せずに話せるのだろう…と想像する。
我が家について ひとまずお茶。いや、正確には車の中でお茶を300cc摂取させた。浮腫みが気になったからである。母は、一気に飲んでしまった。 家でおやつとお茶。夫が私たちを待っている間においしいパン屋さんで買っていてくれたもの。それにプリンとそば茶と干し柿。 お腹は施設を出るときから空かしていたのだった。「食べたい…」と言っていたのだった。
その後入浴。 背中をごしごしと擦ると「気持ちいいい」と言う。 家で入浴したのが2日でその後入浴した形跡はなかった。 洗髪もした。やはり頭が痛いらしく強く擦るのは止めておいた。 時折こんな風に頭の痛みを訴える。迎えに行った時もそうだったのだからきっとほんとに痛いのだろうなぁ〜。
お風呂から上がってまた水分摂取。 それから、施設に戻った。 帰路の車中で…。 「みんなの所に行って…みんなの所に行って…」「ん?何?」 「みんなと一緒にやっていけない…ような気がする…」 「嫌な事有った?」と聞くと「ううん。みんなと同じようにやっていけないい…」 「じゃ、△△(私の名)の家にいたいという事?」と聞くと深く頷いた。 暫くやり取りした後「今日は無理だから、良く考えるね」と言うとまた頷いた。 母の言葉は、この事に関してははっきりしていた。 この所、帰宅の道での母の様子が気になっていた。 判らないなりに判る事ってあるような気がする。 少なくとも話した言葉にきちんと対応するという事は、何かしらの事があるのだろう。
施設に着いてから 職員に一番先に聞いてみた。「最近変わった事ありませんでしたか?」 すると「申し送り事項では 特に無いです。」という事だった。 でもその直後「あの、貝のおもちゃを食べていたので預かっています」と言う。「私はそこにいた訳で無いので状況はわかりません」と言う。 そして貝を探し出して私に渡してくれた。
「有るんじゃん。変わった事。それって変わった事で無いの?」と言う言葉を飲み込んだ。 でもねぇ〜。 「私がその場に居合わせて無いからわかりません…」って何? たいそうな事が起きたと思うから現物を見せている訳ですよね。 たいそうな事が何故起きたか…って検証は痴呆だから当たり前という事でおしまい? 事ある度に思うけれど…その時の状況って教えてもらえないの? 見て無いならせめて起きた時の時間とかその対処をどうしたか?同じ事が起きないためにどう配慮するか…とかケース会議ってそういう事を指すと思うのだけれど…。 職員から受けた言葉は先に上げた通り。 受けた私にどうしろと言うのだろう…。 感じるのは「もう、何も置いてくれるな」と言う意味にしか取れなくてとても気になる。
やっぱり 限界かな? 母の感じている事は 間違いないみたいな気がしてくる。 しかし、何とかならないのかなぁ〜。
不思議はそれだけでない。 火傷の時には、私の気配を感じて直ぐに出てきて「同行します」と唐突に言った看護士さんだが…。 今日はいたのに出て来ない。今日でお薬切れるって事 わかっているのですよね。薬の管理なさっておられるのだから…。 あの時は聞きもしないのに「血圧測定の記録」を持参したのに…今日はそれも無い。 私には 判らない。 火傷の手当てに行くのに血圧の記録を出して 肝心の通院の時には何も無いなんて…。 向こうの都合に振り回されている感じがする。
意地悪かなぁ〜。こんな味方するのって。 こちらから申し出ればいいのだろうけれど…。篭ってでて来ない所にこちらから言って行くって…勇気がいるんですよぉ〜。
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