母のタイムスリップ日記
DiaryINDEX|past|will
午前中 利用者さんを訪問。 「みて欲しい事がある」と言われた。 ひとつは、浴室。もうひとつは、浄水器。そしてファクシミリだった。 私に判るかしら?と思ったが、すべて私で処理できる範囲の事だったのでほっとした。
浴室での用 寒くなったので、浴槽に入った時肩までお湯に浸かりたいので浴槽の中の椅子を撤去したので入る所を見て欲しいと空の浴槽に入られる様子をチェックした。椅子は有った方がいいと思うけれど…。肩まで入るのはお勧めではないのだけれど…まだ、十分できると思ったので特に注意はしなかった。 ただ、浴槽の中にすべり止めマットを敷いた方が安全だろうと思った。 また、シャワーへの切り替えや、お湯の選択(レバーが水とお湯)、また、お湯の調整、スイッチの入れ方など曖昧になる時があったらしくその作業の順序を聞かれた。 危ういので「書いておきましょうか?」と言うと「もう判ったから大丈夫」と言われたので書く事はしなかった。 空焚き防止や沸かしすぎ防止が取られているので危険は回避できるので良いかなと思った。 一応出来るので プライドを傷つけない事が今の利用者さんには、大切と思った。
浄水器 これは、フィルター交換だった。 メーカーによって扱いが違うので何処をどう捻るのか判らなくて最初は戸惑ってしまったが何とかクリア。 難問ができた。 途中、妹さんから電話が入って「浄水器は手入れしないと安全性が無いのでフィルターを替えるより水の購入の方が良いのでは…」と言われた。 でも、浄水器は お嫁さんが購入なされたと聞いていたので勝手に変えても…と思い「ご本人の意向に沿って決めたいと思います」と返事した。 こういう事って、難しいなぁ。
ファクシミリ これは「用紙を替えたらコピーできなくなった」という事だった。 ファクシミリもメーカーによって異なる。これも、機種についている説明書きを読んで進めた。用紙の設定ボタンの押し忘れのようだった。 家のは、そんな機能はないなぁ。
先日のTBSの永 六輔の土曜ワイドで 永氏が「ファクシミリを使えないのは自分だけじゃない」と例を挙げて話していた。 ファクシミリを持っていても未だ使ってない人がいる事に驚いたが…。 そう考えると、利用者さんはちゃんと使い故障もわかるのだからたいした人になるだろう。
機械の事については、まだ、書き足りない部分があるが今日はここまで。
午後、ちょっと電車に乗ってお出かけ。 友人が遠方より出てきて作品の展示をしている。 「裂織」である。織るのは勿論だが、仕立ててもある。 今日しか彼女は会場にいないという知らせがあった。
母の面会もあるし…明日も用があり 明日に延ばすと面会時間がほんの僅かしか作れないし…迷った挙句に連れて出る事にした。 これまでも数回は連れて行っている。 移動に時間がとられるのでギリギリの時間ではあった。
いつもと違うコースだと母は気が付きキョトキョトした。 余計な事をしてしまったかな?と少し不安が過った。 でも、取り越し苦労だった。 思いがけず母の輝く笑顔に出会えた。 友人を訪ねるとそこには友人の友人もいらしていた。 皆 同じふるさとで繋がっていた。それも、同窓会繋がりでもあった。 彼女たちの先輩が母であった。 また、友人の友人は、母の友人に教えて頂いたという事も偶然判った。 母の友人は、若い頃同じ夢を持って駆け出した人でもある。 今でもはがきでの便りがある。 そんな人の話題も在った。 また、地元の有名な偏屈地主さんの話もあった。 母も名前を聞いて思い出したらしく笑っていた。 普段の私との会話の中には なかなか出てこない話題である。 新しいふるさとの思いが母の中に吹き込まれたのだろう。 他にももっといっぱいの共通の話題があった。 包み込まれるようなやさしさに出会い母の笑顔は輝いてきた。 無理を押して連れて出てほんとに良かった。
友人は、近々お母様を家に呼び寄せる。 友人の友人は、お母様をふるさとで一人暮らす事を受け入れたという。 友人の友人のお母様は、お元気なのでそれも可能だという事だった。 それぞれの選択がある。 親の年齢がそういう年齢なのである。
作品はゆっくり見られなかったので改めてお尋ねする事にして急いで施設に帰った。
|