母のタイムスリップ日記
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母を訪問した時、おやつの時間になった。 母は、おやつを少しづつしか食べない。かりんとうだったので、食べ零しがないかと手でテーブルを綺麗にしていた。
でも、この動作は、私が感じる事で、他の人がどう受け止めるか…。 確かに、しつこいくらいにやる。 母は、シンク掃除を頼んでもそうなるのだが、とにかくエンドレスになるほど拭き込むのだ。
今日、その様を隣に座っていた方が「見ていてお気の毒になる」と傍を離れたがった。要は「おかしい」と言いたいのであった。
痴呆の程度が違ったり、できること出来ない事が違っているので、施設ではこんな時面倒である。 幸い、母は、耳が遠くその声は聴こえなかったようで助かった。
実は、母がまだ、軽い痴呆だった頃デイでの仲間が、一日中鎖編みばかりしている方がいた。おかしいのは、その一つだけではなかったのだが、母は「あの人いつも同じ事ばかりしているのよ」と帰って言った。 私は「むっ」として、「病気なのよ。みんな、年を取るとそうなるのよねぇ」と母をやんわり注意した事がある。 自分の親がそういったらそんな言葉をかける事も出来るが、言われる方に成ったら…。
ま、母が悪口を言っている訳でないし・・お互い様なのだから仕方ない。
それにしても、シビアな世界である。
今日、嬉しい事に「○○○」と私の名前を呼び捨てで呼んだ。 機嫌も悪くなかった。
それにしても、今日は暑い日だった。
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