ちょっとだけ早い誕生日プレゼントだった。
嬉しかった。 ちょっとしたサプライズ!
貴女の誕生日には逢う事が出来ず メールだけだった・・。
そろそろチェックアウトの時間。 そして彼女との別れの時間も近づく。
俺たちはホテルを後にして 街でランチをとった。 少しだけ街中をブラブラと歩き駅へと向かった。
別れの時・・ 頭の中では嬉しさよりも別れる寂しさが増さってきていた。 今度はいつ逢えるんだろう・・? 貴女は仕事に戻っていった。
一人の新幹線で貴女との時間を 頭の中で巻き戻しもう一度再生した。 窓の外の景色がどんどん流れ 俺はそれを見つめながらため息一つ。
東京駅のホームに新幹線が滑り込んだ。
その時だった。 あれ? あれあれ? どこを探しても無い・・。
俺はいきなりブルーになった。
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