活字中毒のワタシの日記

2017年09月22日(金) 棚橋弘至『史上最強のメンタル・タフネス どんなことにもびくともしない「心」が手に入る』★★★★☆


棚橋弘至『史上最強のメンタル・タフネス どんなことにもびくともしない「心」が手に入る

とにもかくにも、「疲れない男」棚橋さんの元気な、でも現実的なアドバイスに、励まされます。

「人のメンタルは、乗り越えたプレッシャーの数だけ強くなります。」(p15

「あれが悪いこれが悪いと、他の人の責任を追及している余裕はもうありませんでした。下がり続けるビジネスを回復させるのには、すべて自分が責任を負うというくらいの意識に切り替えようと決意しました。」(p17

「つらい経験は、メンタルを強くする絶好のチャンス。ツイてないどころか、むしろラッキーなのだと。」(p18)

「負荷も何もないのに勝手に心が強くなるなんて、そんな都合のいいことは起こりません。心が壊れるほどのつらさを味わい、そこから回復するときにはじめて心は強くなる。つまり、つらい経験は心を強くするために欠かせないもの。言ってみれば、つらい思いは『心の筋肉痛』なのです。」(p19-20)

気持ちが前向きにならない時。
「やることはひとつです。それは、いまの自分の気持ちに『全力』で正直になること。それだけです。
たとえば何かうまくいかないことがあってクヨクヨしているなら、全力でクヨクヨすればいい。落ち込むことになった明確な原因がないときも同じです。朝起きて何もやる気が起きないなら、『今日は絶対に何もしないぞ』と決めて全力でダラダラするのです。」(p43)

「落ち込むときは、全力で後ろ向きになってください。中途半端でふり幅が小さいのが一番ダメです。」(p44)

マッサージのおばちゃんの言葉
「プラス思考もいいけど、それでは問題は解決しないわよ。まずすべてを受け入れなさい。そうすれば次が見えてくるから」(p46)

「人は環境に順応する生き物です。最初は人前が苦手で萎縮していても、それがあたりまえの光景になれば、いつのまにか普段の力を出せるようになります。」(p89)

子どもたちにも読んでほしい。
きっとしんどい時も前進する勇気を与えてくれる本だから。

棚橋弘至『史上最強のメンタル・タフネス どんなことにもびくともしない「心」が手に入る



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