2014年05月04日(日) |
末永蒼生『色の力 色の心理』★★★☆☆ |
末永蒼生『色の力色の心理 』
メモ。
「子供の絵でも、幼児のように感覚的に、あるいは無意識的に色を選ぶ場合は、生理的といってもいいような共通の意味がみられる『分母色彩』。 しかし、知識や記憶がインプットされる年ごろになると、その子供の色の記憶にも固有の意味がこめられ、『分子色彩』のイメージが表現されると考えられるwかです。」(p119)
「僕たちが仕事で心のバランスを崩すいちばんの原因は、仕事の量や給与面の不安以上に、人間関係のようです。」(p192)
「子どもたちにとっての創作活動は、じつは自分のヴィジョンを実現して生きていくための人生のシミュレーション体験なのだと、僕は思っています。」(p208)
寝る前の色でのメンタルケア。
「仕事場や家庭で、人間関係を見直す方法についてこれまで述べてきましたが、コミュニケーションに対する不安から抜け出す方法は、じつはとてもシンプルです。 『他人の評価を気にする生き方』から、『自分がどう生きたいかを大切にする生き方』へと価値観をシフトすればいいのです。『人がどう思ったとしても、私の生きたいようにいきていけばいい』と覚悟するのです。」(p224)
「僕の色彩心理学の研究は、何より自分との対話に役立つものとして進めてきました。その第一歩は、自己表現です。人は色を使って感情を表現することにより、心のエネルギーが解き放たれ、同時に充電することができます。それが自分で自分の心を元気にするということです。」(p237-238)
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