2013年06月04日(火) |
札幌テレビ放送株式会社『がん患者、お金との闘い』★★★☆☆ |
札幌テレビ放送株式会社『がん患者、お金との闘い』
がん保険に入らなかった理由。
・まさか自分が ・がん家系ではないと ・普通の保険に入っていた ・まだ大丈夫だと
今はまだ、いつか、の落とし穴。
障害年金はがん患者も対象になる、という知識。
島根県の七位一体。 患者・家族、議会、行政、病院、起業、メデジア、教育が一丸となりがん医療の充実をめざしているとのこと。
がん対策条例の制定、推進。
「もしかしたら、国民の無関心こそが、医療費問題の最大の敵なのかもしれない。」(p102)
四章のタイトル「命をとるか、生活をとるか」。
「この病気は本当に、体だけではなくて、生活も変える。患者と家族の生活環境が一変してしまう。なぜ、患者が大変だと言わないのか?」(p113)
「明美さんは、これ以上、国にお金を負担してほしいと言ったわけではない。払い戻しを、三か月先ではなく、もっと早く手続きするしくみに変えてほしい、それだけでも患者の負担は軽減されるという改善策を提案した。」(p132)
「普通にしているときが幸せです。朝、四人がテーブルにそろったとき、夜、また家族四人がそろったとき。何する、というのではない、普通の日々が幸せだと思えるようになったことが、私のいまの幸せです」(p138)
札幌テレビ放送株式会社『がん患者、お金との闘い』
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