2012年08月10日(金) |
金井良太『個性のわかる脳科学』★★☆☆☆ |
金井良太 『個性のわかる脳科学』
「2D:4Dが指標となるトレーダーに適した資質というのは、単にリスクをとるという性格だけではなく、常に高いレベルの注意力を維持し、すばやくチャンスに反応するという能力なのではないか。」(p24)
「投資銀行やヘッジファンドは、数学科や科学関係の学部を卒業した人を積極的に雇用している。ところが、数学や工学の分野で教えている教授は、実際には2D:4Dが高井、つまり、より『女性的』であるということがわかっている。」(p24)
ジャグリングの練習による脳構造の可塑的変化。 MT領野と呼ばれる物体の動きを視覚的に捉えるのに重要だと考えられている部位で灰白質の遼が増加していた。 また視覚情報を運動情報へ変換する頭頂葉の白質の発達もあった。
認知機能はトレーニングによって鍛えることが可能。
「実際、統計的には普通に一日八時間程度眠る人と比べると、睡眠時間の短い人は肥満になる確率が七割程度高いことが示されている。」(p84)
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