刑法奇行
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2009年03月18日(水) 明日はどっちだ(あさってのジョー)

今日は、某新聞社とNH協会の取材の併合罪であった。前者は、名古屋の闇サイト殺人事件の判決についてであり、後者は、元受刑者の社会復帰の問題である。
後者は、北海道A走支局の記者、ディレクター、2名のカメラマンと総計4名が重い機材を抱えてわざわざ研究室まで来て下さった(何と日帰りで)。カオスの研究室を若干整理して、ライトを当てられ、質問に答えた。いずれ、その地方テレビで特集として放送され、受けがいいと、全国に放送される予定である。

どちらも難しい問題であり、すべて終了したあと、疲労感がドッと押し寄せてきた。刑法解釈論と異なり、スッキリすることがないのが、これらの問題である。一体どうしたらいいのか!

まあ、研究室でウトウトしていたら、後輩のU田君が今月末結婚する伴侶を連れてやってきた(伴侶は連れてくるから伴侶か)。お二人の幸せを祈るだけであるが、こちらもこの時代があったのだ、ということを想起した。しかし、過去が本当に実在したのかが不確かなほど、時の経過は無情である。過去は実在したか、を一体何によって確証できるのだろうか。

明日に進むしか道がないとすれば、元受刑者の明日はどうなるのか。
同じことは、被害者遺族にも当てはまる。彼らの明日はどうなるのか。

ジャーニー to Hochzeit(って良い言葉だな)


norio

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