刑法奇行
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2004年06月20日(日) 学術会議シンポin北大

 北大での「少年非行と責任」のシンポは一応の成果があった。観客は少なかったものの、S伯さんの法的責任から、調査官、弁護士の実務的視点を経て、私の修復責任につなげるプロセスは興味深いものであり、S取さんの整理は見事なものであった。S取さんには、会議の準備やその他の事務処理に対して感謝申し上げる。サッポロファクトリーのうまいビールやラーメン、そしてカラオケと盛りだくさんであった。

 東京からわざわざ聞きに来てくれた独逸協会大のU山君や、サッポロビール大のM原さん、サッポロgakt大のM田君、そして、ホク大のN井さん、F町君などなど、この場をかりて感謝申し上げる。もちろん、こちら側の、I井、K端、G藤、S久間、I塚、各先生も含めて、楽しい2泊3日であった。

 それにしても、I井先生のカラオケは素晴らしかった。「セーラー服と機関銃」には、超えがたいギャップはあるものの、まさに、刑法学会の薬師丸ひろ子と称されるだけあった。F町君の小田和正ばりの高音にも泣けた。伸びのある高音であり、彼の刑法学もどんどん伸びていくことだろう。小型自転車で飄々とサッポロを闊歩?する姿には感動した。I塚さんは、もちろん同世代の泣ける歌の連発である。

 最終日の観光は、紆余曲折したが、結局、I井先生と小樽二人旅であった。はじめての小樽であった。運河を散策し、例によって、家族にカニやウニやメロンを送った後、美術館やガラス工芸品を数多く見て、買い物もした。ガラスオルゴールを娘のために買ったが、息子もひがむと思って、もう一つ買い、さらに、かみさんもひがむと思って、安物のブレスレッドも買ってしまった。昼飯は、アワビ・ウニ丼である。充実感この上なかったが、力尽きて、もうしばらく、寿司はナインダンケである。

 小樽S大は、ロードー法のS田さんの前任校である。良い町だと思うが、冬はやはり寂しいのだろう。北海道は良いですね、とわれわれは言うが、良い季節しか行かないから、そう言うのであり、冬のつらさを経験しないで言うのは、無責任かもしれない。シンポのテーマの「責任」を考えるには、実態を踏まえる必要があることはいうまでもない。しかし、こちらは理論的考察にどうしても走っていきたい本能がある。まあ、それぞれ責任を分担していけばいいのであろう。

ジャーニー to 7月にも北帰行か 




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