刑法奇行
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2002年07月04日(木) 環境研究学

 暑い暑い暑い、何回いっても暑いから、いわないようにしようと思うが、暑いのである。それも、さわやかな暑さであればいいが、蒸し暑いのであり、これは蒸し(無視)できない事態であり、Ich muss(蒸す)のである。これでは、じっくり研究しようという気分になれない。この環境研究学こそ意味のある研究だと思う。こうした環境では、けっしてカントやヘーゲルは出てこないのである。
 先週のRJ研に、サッポロ黒ラベル大のM原さんが来たが、北海道はさわやかであるという。羨ましい限りである。ミュンヘン・札幌・ミルウオーキーなのである。ドイツ留学中、夕食後、家族で散歩し、公園に行き、子供を遊ばせ、私は、ベンチでWiedergutmachungのDissertationやHabilitationの1冊を手にして読んでいたことが、つい昨日のことのように思える。
 こうなると、うまいビールを飲むしかない。I知大のカトちゃんは、ドイツでズーパードライがないことを嘆いていた。フライブルクのガンターという銘柄のビールは、そんなにおいしくないが、あれを飲むと、フライブルクにいることを実感できるから不思議である。ワインもいいが、私はビール党だ。ミュンヘン、ケルン、そして、ベルギー・・・こう書いているだけで、飲みたくなる。
 暑ければ、避難するしかない。D藤先生は、7月になれば早速軽井沢である。別荘もいいかもしれないが、その維持が面倒だ。やはり、合宿しかないようだ。中軽井沢の第1放棄寮と信濃追分セミナーハウスである。下旬に、大学院とゼミ合宿まとめて4泊5日である。これがきつい。しかし、涼しい。暑さから逃れるためには、苦しみを甘受しなければならない。これこそ、リスク社会の典型かもしれない。何をしてもリスクを背負うのである。それでは、何もしないでいるとなると、そのリスクも発生するのである。何か、奥島元総長の言葉になってきてしまった。これも、「暑さのせい」かもしれない。

ジャーニー to 親父ギャグ(さむーい)


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