デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!
2000年に劇場、2005年にDVDにて鑑賞。
次々にテンポ良く描写される、お台場の日常の風景、島根の春の風景、エレクトリカルなデジタル空間、それぞれの子供たちの生活の風景、 「ケーキが焼けるまでの物語」という小品ながら、「世界の危機」と「太一と空のケンカ」という大小の引きを用意した、奥行きのあるシナリオ構成、 良い音楽、 航空管制システムの暴走や核兵器制御システムのハッキング等、実はかなり深刻な事態が作中で起こっていながら、その現場で戦う大人の描写を排除することによって、この物語をあくまで「子供の物語」として完結させてしまった制作陣の心意気、
なんつか、完璧じゃないスか? オモチャのタイアップ映画でこんなに作家性・発揮しちゃって良いんですか、細田監督(笑)。
(ワンピと同時上映だったんだけど客寄せはワンピに負う方が大きかったから、逆に演出面で好きなことができたのかなーてはちょっと思う。結果・デキでは完全にワンピ喰っちゃってたけどね)
オメガモン出現シーンで、いまだにとりはだがたちます。
あと、メールの子供たちの中にミヤコがいたのは当時から知ってたけど、リョウもいたのね!リョウだいすき!燃える!
2005年11月28日(月)
|