夜8時、大学の図書館から徐々に人が減っていく。夕食後の勉強はダレ気味、ぼんやりと携帯をいじりながら過去のメールや写真を見返したりする。その時ふいに音が聞こえ、建物がかすかに揺れた。あ、花火。友達と慌てて研究室のある高い建物に上って外を見た。湖の向こう、遠くで花火が咲いては散りを繰り返すのが見えた。黒の上に咲ける花火は強い。