青の階

2005年05月06日(金) 水の憂いに濡れる午後

女友達二人が、すごいけんかをしているので
みんな心配している。
口もきかない、目も合わせない。
Zは親友が欲しいのだ。
相手のことを大切にして、大切にされて、
いつもなによりもその人のことを優先して、
あらゆることを相談できて、
あらゆるときにつながっていられる、
そんな親友が欲しいのだ。
そしてわたしの顔を見ながら、
シィラはいいね、Aと仲いいもんね、と言うのだ。
でもそんなんじゃない、別の友達に一時間前に言われたばかりだ、
Aとシィラは仲良く見えるけど、そんなに一緒にいるわけじゃないよね、と。

外からどう見えるかじゃないだろう。
一緒にいる時間じゃないだろう。
Aと仲良く見えなくたっていい。一緒にいれなくたっていい。
重要なのはそんなことじゃない。
わたしのことをただの友達としか思ってなくても、
なんとも思って無くても、
いい。
そんなの問題じゃない。


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