| 2005年03月02日(水) |
それは優しい夜だった |
20歳になった。
夜、先輩の卒業記念パーティのため友達皆で集まって 京都の料理屋に行った。 コースの食事も終わり間近になったころ、 突然名前入りのケーキが運ばれてきたのでとても驚いた。 誰かが誕生日を覚えていてくれていたのもうれしいし、 上に立っているロウソクを吹き消すのも(何年振り?)うれしかったし、 そのケーキをみんなで分けて食べたのもうれしかった。 終電に向けて三条を駆けているとき、空に星が見えた。 美味しい食事を食べて、 友達と一緒に楽しく過ごせて、 先輩たちがいつもより少しだけ優しくて、 だから全てがうれしく、そして長く記憶に残る20歳の誕生日になった。
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