青の階

2004年11月28日(日) 君の青にくらくら

京都国立近代美術館で開かれている「痕跡」展に行ってきました。
というのもわたしが好きなクライン、ポロック、フォンタナなどの作品が
展示してあると知ったからなのですが、
最近ひっそりと興味を持っていた作家の作品を
偶然見ることができてひどく衝撃を受けました。
マリーナ・アブラモヴィッチという作家なのですが
彼女の作品を見たとき、
人間の持つどす黒い部分をまざまざと思い知らされた気がして
とても恐ろしかった。
はじめシンディー・シャーマンを連想したのですが
なんにせよああいう衝撃的な作品を目にする機会は少ないので
ますますアブラモヴィッチに興味がわいたのでした。
あお、もちろんお目当ての作品もよかった。
クラインは実物を見たことのない作品ばかりだったので
きらきらするあの青を間近でみることができてうっとりでした。
近くに紅葉名所が一杯あるせいですごい人出でしたが
行ってよかった……!


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