腕まくら

そして、彼はやってきた。
それは映画のワンシーンみたいに偶然の再会。
けれど、ロビーで再会を喜んで抱き合ったりはしない
でも、心の中では彼の首に手をまわしていたのだけれどw

会える時間は限られていて
私は限られた時間を彼との時間に費やす。
「無理してでも来てよかったよ・・・」
彼が私を抱きしめながら耳元で囁いた
「うん、来てくれてありがとう」
そして、私は彼の腕の中溶けていった・・・。


でも、普段ひとり寝しているせいか
腕枕だと熟睡できなぁ〜ぃ。
私は何度も目が覚めて「首痛い・・・」
結局、彼の腕枕から逃れるように寝ていたりする。
本当は腕の中で眠りたいのに・・・どうしたものか。

けれど、彼は本当に私の為に尽くしてくれる
私のワガママも全部受け止めて、私にとっての最善をいつも探し出してくれる
その事については、心の底から感謝しているの。
日記では素直に言えるのに
電話や、いざ会って顔を合わせると言えなくなっちゃうんだよねぇ

私を見送りにわざわざ空港まで来てくれた時も
私が食べた事がない物を買って来てくれたり
「何か欲しいものない?」って気を遣ってくれた
ほんの少しの時間しか会えないのに
そんな風にしてくれる人なんていないよなぁ

そう思ったら、彼の腕まくらが急に恋しくなった・・・。
2007年10月31日(水)

たれゆくままに・・・。 / たれぱんだ

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