雨音

窓の外の雨の音を
ぼんやりする意識の中で聞きながら
「雨音ってこんなに優しかったっけ…」
そんなことを呟く。

気持ちが少しだけ安定している時は
全ての事に関して そういう風に考えられるから不思議である

彼の住む町でも午後から雨が降り出したらしい
ちゃんと傘持って行ったかな…
帰り雨に濡れなきゃいいけど…
そんな事を考えながら
頬杖をついて窓の外を眺める

あなたも仕事の合間に手を休めて
窓の外をこうして見てくれたらいいな…
ほんの一瞬でいいから
あなたとの同じ瞬間を共有していたい

今月も明日で終わる
夏から秋へ本当に変わってしまうんだね…
あなたとの夏の記憶がまた想い出に変わる

便箋も秋の便箋に変えなくちゃ。
2006年08月30日(水)

たれゆくままに・・・。 / たれぱんだ

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