経る時・・・
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日が経ちました。「経る時・・・。」を書き始めて
日目です。
手術前日、病院に来てくれたのは、家内と、親友の『H』。 そう、二人の『心友』だった。
そう、僕が会いたいと思った二人が来てくれた。兄弟は当たり前としても、 親戚でもなく、友人でもなく、僕が心を寄せる『心友』
これだけで僕は幸せだった。不幸にしてこの世を去るにしても、ある程度の ものは残せるし・・・。家内には、辛い思いをさせるかもしれないが、 2年弱の間、ケンカもせず、よくやってこれたものだ。
齢41にして、妥協も諦めもあると思うし、二人とも求めているものが 同じだと思えるし。その後、お互いに、いろいろトラブルを抱え、苦しみ、 乗り越えてきたせいもあるかもしれない。
そして、クルマに乗れなくなった・・・。これは痛い。 趣味と仕事のの一つをもがれてしまった。 しかし、乗り越えていくしかない。
しばらくは養生し、秋頃から、旅行や食事など、別のことで、 共に楽しみを共有していけたらと、楽しみにしている。
生きていれば何とかなるもので、良い方向に考えなければ辛すぎる。
そして、妻を見送れれば、僕の人生はそこでピリオドとなっても構わない。 そう、それが僕の最後の望み・・・。
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