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別れはやっぱり春がいい


 今日からやーーっと新学期が始まりました。

 長女の仲良しだったお友達は
 4月からお父様の転勤で横浜の学校へ。
 もともとが横浜に住んでいて
 3年前こちらに来た時には
 「早く向こうに帰りたい」って泣いていたらしいけれど
 今ではすっかり福岡にもなじんで
 「向こうに帰らないで、こっちにいたい」って
 随分、ご両親に抵抗したそうです。
 でも高校生の女の子が一人こちらに残るわけにも行かず
 2年後、福岡の大学を受験するって言いながら
 転校していきました。

 さて、新学期初日、福岡市の公立学校は
 転任される先生方の離任式から始まります。
 けいちゃんの担任の先生も他の学校に移られるので
 クラスのお世話係りをしていることもあり
 花束を持ってお別れに行ってきました。

 生徒への愛情と教育への情熱にあふれる
 とてもいい先生だったの。
 3年生→4年生は、クラスも先生も
 そのまま持ち上がりで、安心していただけに
 ショック!!

 先生も涙ボロボロ。子供たちも涙ボロボロ。

 帰りに、秋には黄金色の銀杏並木になる道を歩きながら
 ふと上を見上げると
 キラキラした日差しの中で
 小さな、赤ちゃんの銀杏の葉がたくさん
 初々しい柔らかい緑色で並木道を縁取っていました。

 けいちゃんの新しい担任の先生は
 今年大学を出たばかりの
 先生1年生だそうです。

 春は別れの季節でもあるけれど
 新しい出会いと旅立ちの季節でもあります。

 
2003年04月07日(月)
 


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