2002年04月26日(金) |
傷付けるためにあなたはそこにいて |
髪が伸びた。いいかげん散髪に行かなきゃ。 あんまり僕は御用達の店を決めてなくて、友達がずっと前に言ってたような店に、ふらっと 行ってみたりする。 でもなんで、あの寺町通りの一筋西って、あんなに床屋いっぱいなんだろう。ふしぎ。
あがいてもあがいても、何にもならないのならそのエネルギーは無駄だ。
―――なんて、誰にでも言えるんだろうか。 僕は、たまに口にする。 でもあとで、ときどき後悔している。 ただその、「可能性に賭ける」ような仕種は、僕はとても、嫌いだ。 賭けて、そして見事に成し遂げる人は確かに憧れ。 だけど、その『可能性の存在』に、僕は苛立つ。とても。
いつまでも諦めきれない僕の踏ん切りの悪さは、僕にとっては大いなる足枷で。 僕の視点はいつも、諦めた時の自分と諦めなかった時の自分の間をふらふらして、 僕はいつか分裂するんじゃないか、とか思ってしまったりする。 僕の決断の時はもうすぐだ。 たぶん。
そして僕は鳥になるかその夢を見るか。
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