あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2002年04月13日(土) 鎖骨のカタチ

むよーん、と、だるい夕方。
今日も何だか良い天気だったみたいで、庭の花が綺麗に咲いてる。
隣家との境には、いつの間にか大きくなったライラックが白い花をつけていて、
なんてゆーか、可憐。
この頃は外に出るたびに風の匂いが変わってて、何となくうきうきする感じ。
良い季節だ。

「文芸」のジャンルに指定してしまったのだから、ちょっとそれらしきことを書こう。
どうせ大したことは書けないだろうから、プロット的な書きかけの詩を置いてみる。
例えばさ、


>  アサガオは咲かないまま逝ってしまった


って、この1行だけで、詩になる、と言えば、なる。
あんまり認めてもらえないだろうけど。

でも、この1行を冒頭に置いたとする。
詩でも小説でも、最初のインパクトは大事だから、これだけで「んん?」と
目を留める人はいるかもしれない。
まぁ、これはまず第1段階。
問題は、ここからどう続けるか。これがふたつめの難関。
Question: この時点で、詩人の頭の中にはイメージが飛翔しているだろうか?
Answer:  人それぞれ。
最初から明確なイメージを持って書ける人は書いてる。とりあえず、僕は違う。
だから、何かとりあえず(笑)つなげてみる、ってのも一つの手。
例えば、


>  四角い植木鉢が護る
>  華奢な苗は いつも陽を浴びすぎて萎れていた
>  丸く支柱に絡んだ細い茎を
>  白茶けた葉が覆い 


これは、「アサガオ」からの繋がりになる。
でもこれ以上になると、くどくなる可能性大。微妙だなぁ。
うーん、もう少し考えよう。


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周防 真 [MAIL] [HOMEPAGE]

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