こころの大地に種をまこう 春名尚子の言霊日記

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2004年09月04日(土)   沖縄・アイヌ・ジャマイカ インディジニアスピープル

朝早く起きて長距離を移動して、また長距離戻って夜中まで起きている。
28日に家を出発してから毎日そんな生活だよ。

秩父の山奥で行われたTrue People's CELEBRATIONに喜納昌吉が出演した。
なんと、ジミークリフもでるという。

3時間ぐらいしか眠れずに友人宅を6時に出発して、
特急に乗り込み現場へ向かった。

議員になってからさらに忙しさが倍増した喜納昌吉は
それでも元気そうにしてて、すこしほっとした。

45分ほどのステージ
「久高マンジュー主」「森の人」 魂が踊る
「すべての人の心に花を」 歌いはじめると、風がさまざまな方向からやさしく吹き抜けていく。
 不思議だけれど、いつものことだ。

 喜納昌吉のステージが終わると、大雨が降り出した。
 
 アイヌのミュージシャンOKIが、降り始めた雨の中サブステージで演奏をスタートさせた。
 カラフトアイヌに伝わるアイヌ民族唯一の弦楽器トンコリを現代楽器とコラボレーションさせたスタイル。

7年ほど前 沖縄にやってきたとき、うちに泊まってった。
天流川が生まれたばかりで、あまりもてなすことはできなかったけれど
泡盛をはさんでいろんな話しをした。

時間がなくて話す機会がとれなくて残念だったけれど
ステージが見れたので、よかった。よかった。

 沖縄・喜納昌吉 アイヌ・加納OKI ジャマイカ ジミークリフ
 共通するのはインディジニアスピープル(先住民)であること。
 彼らの共通点はただの「生まれ」だけじゃなくて、もっと深いところにある。

 それは スピリット


 伝えたいことを音楽に載せる
 大切なのは音楽の表現ではなく
 その根底に存在しているものだ

 インディジニアスとは「大地とともに」という意味を持つ。

 地球と共に生きるスピリットを持ち歩いていれば先住民族でなくとも、インディジニアスピープルだ。
 先住民族の血を引いていても、大地とともに歩くスピリットを輝かせていなければ、インディジニアスではない。

 私は、日本生まれのインディジニアスピープルで在りつづけよう。


「中に入ってみてわかったことがいっぱいある
 国会議員は優遇され過ぎている。利権の渦だよ
 そりゃ、誰だってしがみついてやめたくなくなるさ。
 
 飛行機や移動は全部タダだし、特別ラウンジが用意されている。
 バッジをつけてるだけで、人の反応は違うし。
 知らない人が、敬礼をするんだよ。あり得ないさ、普段なら

 こういうことを、もっとみんなに知らせるべきだ。僕は中から言って歩こうね」

 帰りの車の中で、喜納昌吉はそう話してくれた。


 夜7時までに東京に戻らなければならなかったので
 楽しみだったジミークリフは、見れなかった。それだけが心残り。

 夜は、会議。
 ピカピカと稲光、ザーザーと雨の降る中、
 すてきなことをはじめるためのミーティングをした。

 うむ。おもしろいことはじめてるよ。
 ジミークリフより、その会議を選ぶくらいの

 まだ、言えないけれど 楽しみにしておいてね。


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