2003年10月06日(月) |
誇らしくも狂おしく愛しく思う。 |
いつもいつも、私という人間は はたから見ればおかしいくらいに必死に生きてきた。
なんで、そんなに必死なの?
なんで、そんなにまっすぐなの?
なんで、そんなに自分の直感を信じて生きられるの?
おかしいものを見るように他人に見られながらも、 私はそうやってしか生きてこられなかった。
自分の真っ直ぐさを、強烈にコンプレックスに感じながらも 私はそのようにしか、生きられない。 きっと、これからも、ずっと。
そんなどうしようもない私を、誇らしくも狂おしく愛しく思う。
すごく、熱いんだよ。胸が。今も。
やれ!って、ずっと言われつづけている。 言われなくても、やらないと私は生きてはいられない。 きっと、それをやめちゃうと、生きる価値もないと私は自分を責めるだろう。
すごくたいせつなものを、絶対に譲れないものを とっても若い時代に見つけてしまったから 強烈な衝動に突き動かされて日々を生きてきた。
やりたいことがすごくハッキリしている。
地球上で行なわれているすべての暴力行為を止めたいんだ。 戦争、環境破壊、人権侵害。人間対人間のそれ。人間対自然のそれ。 結局は、そこに行き着く。 もう、同じことを繰り返すのはヤなんだもの。私は。
そのためにやれることをずっと探してきた。
うわべだけのLOVE&PEACEなんて、クソクラエなんだよ。 踊らされてるだけなんだよ。
誰におどらされてんのか、早く気づけよ。 お前の踊ってる音楽を奏でさせてんのが、ほんとは誰かってことに。
たいていのミュージシャンも、マスコミにおどらされるファンも。 どうしようもない。 そんな奴らにはYO−KINGの「ハリボテROCK」を捧げるよ!
その意味で、喜納昌吉はほんとにほんとにホンモノだ。
私が彼とちがう道を行こうと決めたのは、喜納昌吉がホンモノだったから。 あんなにすごいアーティストはなかなかいない。
50過ぎのおっさんに勝てない日本の若いミュージシャンはめちゃくちゃかっこ悪い。 (エレファントカシマシ、スピッツ、MONGOL800、YO−KING、 フラワーカンパニーズ、THEピーズ、うつみようこ、ミスターチルドレンは除く。)
喜納昌吉の音楽に触れて、自分からはじまるホンモノの道を創り出そうと思えた。
喜納昌吉にそういう強烈な勇気をもらえたから、会社を辞めようと決心した。
10年近く、彼のそばで仕事をしていた。 喜納の夢見ているやりたいことは大抵は理解しているつもりだった。 秘書としてブレーンとして仕事をこなしていた私が 「自分の夢を追いかけたいから独立したい」と言ったとき 一年以上考えた末、広い世界に放流してくれた喜納昌吉を尊敬している。
そういう私を、人はいろんな風に見る。 「若いなあ」と冷笑する人。 日常の中に捨ててきた熱を私の中に見出し、もう一度やってみようと思う人。 なにかを学ぼうとそばにきてくれる人。 近寄りがたいと、ちょっと遠くで眺めている人。
もっともっと貪欲に私からいろんなことを奪い取っていっていいのに。 私が歩いてきた、20人分くらいのおもしろい経験を盗み取って 自分の糧にしてくれたらいいのに。
たくさんの人に出会って、いろんな影響を与え合っていきたい。
二度と会うことはなかったとしても、 一瞬の出会いにすべてをかけてもいいんじゃない?
互いに自分の道をめいいっぱい歩いていけば、それでいいじゃない?
その後の人生をずっとずっと熱く生きて欲しいよ。
そんな風に想う。
恥かしいことじゃない。 一回しかないんだよ、その環境で、その自分でやれる人生は。 なんだって、やってみてよ。
好き放題。 ほんとにやりたいことをやってよ。
もっともっと世界は広いよ。 地球だってさ、小さな惑星だよ。
君の立っている世界は、もっともっと広いんだよ。 日本がダメなら、どっかにいったっていいじゃない。 ほんとに生きられる場所を探そうよ。
大丈夫。 必ず、生きられる。 必ず、見つけられる。
ふかく、呼吸のできるその大地を。
そのことを信じてください。そして、自分自身を。
私が言いたいのは、それだけ。
きょうのうた。。。
喜納昌吉&チャンプルーズ / 島小
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