こころの大地に種をまこう 春名尚子の言霊日記

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2003年09月06日(土)  大切なことは、出発することだった

「星野道夫の世界」という写真展を見に行った。

写真を撮るということは
ただその風景をきりとる事ではなく
その瞬間のすべての存在が協力をして
一枚の芸術を創り出す 

ということを思い出した。

半分見たあたりで打ちのめされて、胸が苦しくて、
自分自身の弱さや甘さに、打ちひしがれた。

置いてきたいろんな過去がよみがえって
椅子に座ると立ち上がれなくなった。

写真を撮るということは、
そのファインダーに映る
目に見えるもの見えないものすべて
その場の ほかの瞬間では存在しない
「今」を凝縮してカプセルに閉じ込めることだ。


雷に打たれたような強烈な感覚で
シャッターを押す瞬間がある。

この地球の鼓動の 瞬間 をたくさん切り取ってきた。
けれど、私はその作品を封印しつづけてきた。

ダンボールにつめたまんま
こころの底に落とし込んだまんま
多くのスピリットを閉じ込めてきた。

「大切なことは、出発することだった」
オオカミの子供がその生を歩みはじめる写真に添えられた短い一言。

「今」 を生きようと思う。
過去でも未来でもなくて 
現在の私を創り上げた過去を愛して
現在の私を 私のままで。 

自分が生きてきた道を、
自信を持って、すべていかして
前へ向かってあるいてゆこう

そう思えた。

アートとは 生きること なのだ。



写真展に一緒に行った京都のあやしい美青年こむすびまんに
サイババのアムリタを分けてもらった。

なめると奇跡が! ってやつだ。
ルルドの水につづく 癒し怪しグッズだ

病気に苦しむ母に持っていこう。


きょうのうた。。。

YO-KING/HEY!みんな元気かい?
スピッツ/オーロラになれなかった人のために


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