2002年06月10日(月) |
タイ到着。&ペイイットフォワード |
無事タイに着いた。
飛行機の中で「ペイフォワード」を読んでいた。
だめです。飛行機の中で、号泣です(笑)。本当に、胸が苦しくなってきます。
授業の課題でだされた「世界を変えるにはどうすればいいか」
というテーマに対して、12歳の少年が考え出した答え。
それが、ペイ・イット・フォワード
まず、世界を変えたいと思った人は、3人の人に
「そのひとがしてもらいたいと願っている事」をする。
それをしてもらった人は、その感謝の気持ちやお礼を
してくれた人にかえすのではなく、
全く違う別の3人に同じことをしていく。
ひとりの純粋な少年からからはじまった、ペイ・イット・フォワードは
3人、9人、・・・・・・・。延々と広がり続ける。
その結果、世界はどうなっていくか。
映画で公開された時、すごく話題になって、私の回りの人は大体見ていた。
何人にもすすめられて、 「はるなは絶対に見るべきだよ」といって、
映画のパンフレットまでくれた友達もいたの。
でも、映画はまだ見てない。
目と耳で感じるより先に、原作を文字で感じたいと思っていたから。
成田へと向かう途中、ふと立ち寄った古本屋さんで100円で売っていたそれを見つけて、
ああ、今こそそのタイミングじゃないかな?って思った。
タイ航空に乗り込んで、いくつかの用事を済ませて、読みはじめたの。 もうね、しょっぱなから、やられてしまいました。 ラストがどうだとか、私の回りでプチ論争があったけれど、そんな問題じゃない
これこそ、文魂。 言霊、文魂、音魂、のうちの文魂だとおもった。
何度も書いているけれど、言葉や文字というのは、ただの記号であって、 大切なのは、何を伝えたいかという、その気持ち。
文字という記号に、この作家はとてつもなく偉大なスピリットを載せて
世界中の人の心へと運んでいる。
もう、私が何を言うよりも、ぜひ、この本をよんで下さい。お願いします。
こういう、グレイトすぎるものにであってしまうと、自分の力の無さを感じてしまうね。 でも、まだ、これから私も頑張るのです。
形や表現は違っていても、ちゃんと文魂を表現できるようなアーティストになりたい。
だから、すべての細胞を触覚にして、目にみえるもの、見えないもの、
触れるもの、触らざるもの。
そういうすべてを感じて、感じた事を私色に描いてみたいと思ってます。
さて、もう間もなく喜納さんたちがタイに到着します。 いったい、どんな事が始まるんだろうか。
「すべての人の心に花を」 そんな世界の実現を夢見て、では行ってきます!。
そうそう、タイ滞在期間中のはるなあてのメールは、 haruna867867@hotmail.comに送って下さい。 ちなみに、おみやげ催促メールは、受信できない設定になっています。
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