こころの大地に種をまこう 春名尚子の言霊日記

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2002年05月29日(水) 蓮の華が咲くときに・・・・。


 27日かな?。上野公園のしのばずの池に行って来たの。

 前回の東京出張の時、新幹線に乗るにはちょっと早かったので

 緑が見たいと思って、上野まで足を伸ばしてみた。

 大正解!。 で、気に入って今回も行ってきた。

 今回は息子の天流川のリクエストでした。

 「おかあさん。上野行って、ボートのろうよー。」

 え?。そんな恥ずかしいこと、しちゃうの・・・?。ほんとに?。

 「おかあさん、全然天流川のいうこと聞いてくれないさー。」

 そんなこと言われると弱いなあ、私も子供の頃は乗りたかったしさ。

 で、しちゃいました(ポッ)





  しのばずの池の睡蓮。もちろんまだ咲いてはいないけど、

  緑の大きな丸い葉が、水面で揺れている。

  それを見ているだけで、こころが落ちつく。



  蓮の大きな葉に 大きな水滴がのっかってて

  それが、水銀のしずくのようにまんまるくって

  クリスタルのように光り輝いていた。


  ぽつりぽつりと雨が降ってきて そのしずくが水面に弧を描いた

  雨で水面が揺れるたびに、まるい水晶が空を映しながら


  ゆれるの。



  私がもし絵を上手に描くことができたなら、

  ほんとうに美しくその様を描くことが出来るでしょう。


  慈悲深き大いなる存在の手のひらの上に落とされた

  天からの愛の露のような

        淡い虹色にきらめく そのクリスタルを

                この目に映る姿より美しく


  こころに映し出された 真実の姿のまま 描くでしょう




  睡蓮が咲く頃に行こう 蓮池を一緒に見に行こう


  そして そのこころが動くままに

  あの園の絵を 描いてください



  ○ ○ ○   ○ ○ ○   ○ ○ ○


  泥の中で芽吹いて、水の中に芽を出し

  大きな葉を広げ、茎を空に伸ばし、

  やがて淡い光を身にまとった幾重もの薄絹を開かせる。


  蓮の花は、今の世界をあらわしているかのように見える。



  混迷の世界。 腐敗し 澱んだ 泥池。

  そのカオスの中から目覚めて 花咲かせる人々

  それを、待ち望んでいる。ただひたすらに、待ち続けているの。



  その泥の中で、泥に埋もれたまま泣かないで。

  気がついて。芽を出して。

  手を伸ばせば、空があるんだってこと。

  根を伸ばせば、泥の中の清浄な恵みに出会えるってこと。


  けれど、そのことをだれも教えることは出来ない。


  だから、気がついて。

  芽を出せば、まわりには美しい華がたくさんあることが見えるはず

  そして自分も同じ蓮の華だということを知ることが出来るはず



   泥の中で泣きながら

      自分を責めて 朽ち果てないで


          真実の姿を はやく知って・・・




   それを、待ち望んでいる。ただひたすらに、待ち続けているよ


   目が醒めたなら いっしょにいこう 









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