こころの大地に種をまこう 春名尚子の言霊日記

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2002年05月08日(水) 狂った私は、狂ったまんま このまま あるがまま


  こころの中がどんより曇っていても、どしゃぶりでも

  なんだかんだ言っても、日常を生きなくてはいけない。


  『 文字工房 流那 』ってな看板を掲げて、私は文字を書く仕事をしているわけだ。

  大昔の日記で書いたけど、流那・ルナはラテン語で“ 月 ”。

  LUNAを語源とした英語のLUNATICは“狂気の”、LUNACYは“狂気”という意味を持っている。


  私は、自分が狂っていることを看板に、仕事をしているのだーよ。

  ふと思いたって、流那にした理由 を、過去の日記をあさって読み返した。









  ふうー。たまらない。 ほんとにバカ、私。


  落ち込んだり、仕事が出来なくなると、必ずといっていいほどにね、

  めちゃ強引にね、引き戻される地点がある。

  それは、私のスタート地点。      もうね、うんざりするくらい・・・。

  突きつけられるのさ、その事実を。 誰に? わからない。なんかの存在に ダヨ。


   そうなの。私は世界の謎を解きたくて、必死に生きてきたの。

   どうしてヒトは暴力からぬけれないのか、いつどこから侵略や戦争がはじまったのか。

    ヒトとヒトはなぜ愛し合って、幸せに生きていけないのか。

    物質至上の価値観から抜け出して、ヒト同士やすべての生命と共生していくことが

    なんで出来ないのか。 


   その理由を見つけて、ゆがんだ世界を1ミリでも直していくために
 
   私はこれからの人生を生きようと思って歩いてきたんだ。



1991年1月17日、

「はじまりました」とアナウンサーが告げた。

湾岸戦争の勃発を・・・・・。




   15才の私のこころの引き金を引いたのは、そんな世界の激動。

   私が、あの家を出た理由
は、こんな感じ。これも、去年日記に書いた。

   世界がこんな状況のときに、くだらない家族のことで死んでたまるもんかと思った。

   おなじ狂うならば、人に狂わされるのではなく、自分で狂ってやる。        

    私は、私で生きてやる。振り返ったとき絶対に、後悔しない生を生きてやる。

   高校一年生だった私は、高校を辞めると同時に家を出る決心をした。        




   そして、自分自身を流那と名付けたのは、2001年9月12日の深夜。
   ペンタゴンとWTCに飛行機がつっこんだその時だった。


   偶然だよと、人は言うかも知れない。でもクレイジーな私は、自分のこころに忠実に生きる。 


   中東が戦争や争いの中心ならば、私の望んでいる答えもそこにあるはずだ。
   落ち込んで、ちょっと仕事手につかないなーと思っている私が今書いていたのは、
   まさに、ピースフルな男の物語・・・・。音楽を武器に世界の平和を願う男。


    いつもいつも、私がくじけそうになると、誰かが教えて導いてくれる。


    私のために神様がつくってくれた、パーソナル地獄(笑)を経験してきた私には、
    どんなささいな物事の中にも光や幸せを見出す能力が備わっている。

    空を見ても、緑を見ても、大地を見ても、風を感じても とにかく自然の中にいると、こころが開放されてしまう。

    地球って、なんてすごいものなんだろう。太陽も月もね。
    どんな人にもわけ隔てなく、恵みを与えてくれるんだよ

    その地球を、これほどまでに破壊して、めちゃくちゃにしてる人類って、ある意味すごい。

     まさに、狂気。私以上に、みーーーんな、くれいじー。



    昨日の日記を見て、心配してくれた方がいます。ありがとう。
    でもね、私は生まれてきたことに感謝している。だから、死なない。役割を果たすまでは。

     あの家庭の中で育ったことを感謝している。
     強がりじゃーなくって、ほんとに。 これは、ほんとなの。


    あの子供時代を、私の中で消化することが出来たとき、
    それはとんでもなく大きな肥料として、私を助けてくれるのでしょう。

    痛みを知らなければ、私は優しくはなれないと思うから。
    苦しみを知らなければ、私は強くはなれないと思うから。


    だから、私は泣きながらでも、血の味を噛みしめながらでも、やっていこうと思う。

    ほんとに大きな、強くて優しい、愛のかたまりに、いつかなりたいから。

    そして、そんなこころから生まれでる想いを、文字として紡いでいきたいから。  

    その一歩一歩が、私の道だから。



    ありがとう    



    私は狂っているけど、狂ったまんまで、生きていく。


    基準なんて、人が決めたもの。   

    なんで、そんなちっちゃいちっちゃいハコの中にはいんないといけないわけ?。


    しんどくても、いつか抜けられるよ。逃げない限り、絶対に。   

    そうやって歩いていこうとしている、そのこころがきっとあなたを幸せにする。


+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

         私たちに残された最後のチャンス          

         自分自身でありつづける

         その一番シンプルなことにかえることができるかどうか          

         まだまだ もっともっと まだまだ もっともっと          

         人を傷つけてる場合じゃない

         まだまだ もっともっと 隠している自分が そこにいるでしょう


         最後の鍵は 暗闇のなかであけるものだ

         最深奥に降り立ったその時こそ 

         もっとも光に近づいている          





こーんなに長い日記、読んでくれてありがとう。
あなたに幸せの光が降り注ぎますように 愛を込めて

はるななおこ


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