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2004年03月18日(木) 1人休憩は楽しい

6時間以上バイト入るとだいたい1時間の休憩がつきます。
たまに30分休憩とかもあります。
休憩時間の使い方はご飯食べたり煙草吸ったり仮眠取ったりと色々ですが
ほとんどクルールームで過ごします。
クルールームにはアップした人たちやこれからインする人たちもいますので
時間帯によってはすごい人口密度になったりします。

マックのクルールームというのはかなり居心地がよくて、
事務所というよりは談話室みたいな感じです。
ですから、アップしても帰らずにのんびりお喋りする人なんかもかなりいます。
居心地が良いといってもソファや特別なものがあるわけではなくて、
パイプ椅子が何脚かとテーブル、テレビ等があるだけです。
それなのになぜ帰らない人が多いかというと…なぜなんでしょうねぇ。
たぶん、他のバイトに比べて人と人との交わりが多いからだと思います。
けっこう皆仲良しだから、一緒にいるのが楽しいんでしょうね。

そんな人口密度の高い休憩はとても早く時間が過ぎます。
皆とくっちゃべっているといくら時間があっても足りない。
お喋りは女ばかりだなんてとんでもない。
男だってよく喋ります。
そして、皆と仲良くお喋りするのはやっぱり楽しいです。

けれど、たまに1人休憩ということもあります。
一緒の時間に休憩の人もおらず、アップの人もおらず、インする人もおらず
クルールームには自分1人だけ。
ちょっと寂しいですが、私はこれが結構好きです。
皆が仕事をしている時間に1人でのんびり過ごすのもなかなか良いものです。
私は休憩がある日は本を1冊持って行って、
もし1人休憩の時はよくそれを読んでいます。

今日はその1人休憩だったので、ご飯を食べたあとにやはり本を読んでおりました。
30分ほど経った頃、次の時間にインして来る子がクルールームにやって来ました。

「おはようございます」
「おはようございます」
「あー華子さん、本読んでるんですか?」
「うん、今日1人休憩だからねー」
「なになにー何読んでるんですかぁ…」

そのとき私が読んでいたのは『日本庭園の見方』という本。
これが実に面白くて、この本のお陰で最近の私はすっかり日本庭園にハマってます。
『日本庭園の見方』を熱心に読み耽る私に対し、彼女は

「華子さん…シブイッスね。」
「いや面白いんだってこの本。結構影響受けてさ、こないだも京都とか行って来たんだけどね」
「それ、ハタチの女の趣味じゃないっすよ」
「…そう?ダメ?」
「ダメじゃないですけど…うん。シブイ。」

その後ゾロゾロと人が増えて来たんですが
来る人来る人私を見ては「渋い」と一言。
どいつもこいつもそんな渋い渋い言わんでも。
くそーテニスでも始めるかなあ。


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華子 |MAIL

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