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2002年07月03日(水) シェイクの罠

かなり更新してなかったです、この日記…
ちょっと事情があって、1ヶ月近くバイト休ませてもらって2週間旅に出てました。
だからネタも無く、それ以前に家にいなかったので更新できなかったです。

そして今日はほぼ1ヶ月ぶりにバイト入りました。
旅行の疲れとはまた違ったダルさで今けっこうしんどいです。コレ書いたら湯冷めしない内に寝ます。
それで、今日は何があったのかと言いますと。

シェイクマシーンの調子が悪く、ずっとガタガタ鳴ってお客さんの声も聞こえないくらいうるさいのでちょっといじってたんですね。
あの機械は上にフタがあって、そこからシェイクミックス(シェイクの原液)を補充するんですけど
(中は洗濯機のような状態)どうもそこがガタガタ鳴ってうるさいみたいなのでひょいっとフタを開けてみたわけです。
…すると。
見事に大爆発ですよ。
体の右半分に思いっきりシェイクミックスかぶってしまいまして、ビショ濡れと言うよりロウ人形。
どうやらシェイクミックスの入れすぎで中でかき回してる羽根が固まって、それがガタガタうるさかったみたいなんですが
なぜ爆発したのかは謎。
店長は「アホやなー、運悪かったんやなー」とか言って大笑いですし。
つられて他のクルーもお客さんまでも笑い出すし、私も笑うしかないっての…
そして私が浴びたシェイクミックスはすぐに固まり(?)始めて髪はガチガチ、顔やユニフォームはベタベタでどうしようもない状態。しかもそういう時に限ってタイミング悪くお客さんがどやどやと。

怒る暇も泣く暇も無く大急ぎで事務所へ戻って頭や顔を洗って予備のユニフォームを着てまた下へ戻りました。
ここまでで5分かかってなかったと思います。
それくらい急いだので、とんでもない事を忘れていたのに気が付きませんでした…

1時間くらいが経ち、ややのんびりとしたいつもの雰囲気に戻って来た時にそのお客さんはいらっしゃいました。
その方は結構な常連さんなので、暇だったらたまに世間話なんかもしたりします。
今日は私も久し振りだったのでいつもよりも喋ってました。
「いらっしゃいませ。あ、こんばんわ〜」
「こんばんわ。何か久し振りですね」
「そうですねー、ちょっと休んでたんで…(以下略)お持ち帰りでよろしいですか?」
「ハイ、えーっと…」
こんな感じでいつものやりとりが続き、商品を揃えて最後にお渡ししようとしました。
「お待たせしました。こちらですね」
「ハイどうも。あの、さっきから凄く気になってたんですけど…」
「えっ?」
「右の眉毛、どうしたんですか?」
み、右の眉毛が何か…?
とても不吉な予感がして、恐る恐る鏡の方を見ると…
なっ、無い!
右の眉毛がきれいさっぱり消えている!!
お客さんは苦笑いしながら帰って行かれましたが、私は泣きながら事務所に上がって行きました。
恐ろしい形相で鏡に向かい、しっかりと眉毛を書いてまた下へ戻り、店長に
「どーして教えてくれなかったんですかっっ!!」と詰め寄ると店長はのほほんとした顔で一言。
「だっておもしろかったんやもーん」


私…また休暇取らせていただいても良いですか…


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華子 |MAIL

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