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きれいな人を見るとそれだけで幸せな気分になれる単純な私なのですが、 今日はとても美しいお姉さん方がいらっしゃいました。 3人組のお姉さんのうち1人の方が特に美人さんだったので思わず顔の筋肉緩んでしまいまして、えらく丁寧な接客になっていたみたいです。 本当はムラのある接客なんてしちゃいけないんですけどね。
「いらっしゃいませ、ご注文お伺い致します」 「ナゲットのハッピーセット下さい。オレンジジュースで。」 「ミッキーが売り切れてしまったのでオモチャはこの2つしか無いんですが…よろしいですか?」 ここで出したのは前回のモンスターズインクのオモチャ。つまり前回の売れ残りなのですが、さすが売れ残り、全然可愛くない。 ちなみに余ってたのはランドールとロズです。 「わぁ…これ、どっちが可愛いんですか?」 「う、うーん…どっちもあんまり可愛くないんですよねえ…」 (注・本当はこんなことを言ってはいけません。) 「ですよねー、どうしよう。あ、これってどんな風に動くんですか?」 「こっち(ランドール)はですね、歩きながらしっぽが回るんですよ。それでこっち(ロズ)は歩きながら、何と言うかこう…あの、アイーンみたいな動きをこんな感じで。」 とその動きを実演してみせた私。バカ以外の何者でもありません。 お姉さんが笑ってくれたのが唯一の救い。 「それいいですね、じゃあそれ(ロズ)下さい。」 「はい、ありがとうございます。以上でよろしいですか?」 こんな調子で3人分の商品を用意し、あとは普通に終了。
そのお姉さん達が客席へ行ったすぐあとにお客さんは引いたので私はたまっていたトレーを拭いておりました。 と、そこへ客席の見回り・片付けに行っていた社員が1階に戻って来ました。 (うちの店は1階が注文カウンター、2階・3階が客席という構造) 私の顔を見るなりニヤニヤする社員。 何なんだよ、と思いつつ無視してトレーを拭いていると社員が話し掛けて来ました。
「今の3人のお客さん受けたのって華子?」 「そうですよ。女の人ですよね。」 「お客さんに何か言った?」 「えっ!?何も怒らせるようなことは言ってないと思うんですけど…」 「ハハハ、いやそうじゃなくてさ、今階段ですれ違った時にあのお客さん達が『さすがAクルーだねー』って言ってたからあの華子が何か特別な事したのか!?と思って。」 「…何でAクルーだってわかったんですかね」 「名札っしょ、名札※1。でもタイトル※2のこと知ってるっつーことはマック関係者だね。良かったな、誉められて。」 「はい…」
良かった…良かったよすごく丁寧な接客しといて。 もし適当に流してたらどうなってたんだ。 「何あのAクルー。能力Bクルー以下じゃん」 「あの店どうなってんの!あんなのがAクルーなら私はA-SWになれるんじゃないの?」 とか言われたりもするんだろうか…あああ危なかった。 誤解の無いように言っておきますけど私の接客態度、決して悪くはない…と思います。 あの3人のお姉さん達のどの方がマック関係者だったのかはわかりませんが、ありがとう。すごく嬉しいです。 何だか明日から調子に乗ってしまいそうです。 でもね、誉めてもらって何なんですけどね、本当は私、 Aクルーじゃなくてトレーナーなんです… だからどうだと言うわけではないですけれど。
※1…クルーは黒い名札をしてるんですが、貼ってあるシールでタイトルがわかるのです。 何も貼られてなければトレーニー、銅のシールはCクルー、銀はBクルー、金はAクルー。 私はトレーナーの名札がもらえるはずなんですけど発注ミスでAクルーの名札のまま。
※2…4月10日参照。
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