今年はかなり鬱るんです。休みの日とか布団から出られない。ゲームするでなく、TV観る出なく、ネットするでなく、ただただ布団の中で仮死状態を続ける日々が多くなりますね。
まあ、そんな事を続けていてもしょうがないと、少し建設的な意志が働くと映画館にこもります。それも夕方位から出かけて。で、近所の劇場でレイトショーに回って来た『ストロベリーショートケイクス』を観てきました。
アミューズや吉祥寺でやっている時に何度も行こうと思ったのですが、タイミングが掴めずに結局見逃した!っと思っていたのですがなんと近所で観れるとは。南果歩はねてまてって感じです。でも、期待した程の映画ではかったですね。
『ストロベリーショートケイクス』矢崎監督の劇場長編作は『三月のライオン』と『花を積む少女 虫を殺す少女』を公開当時に劇場で観ている。
どの作品の主人公も少女で、見かけは脆く華奢な感じなのだが、心は乾き鋭く凍てつき触るとヒリヒリした感じを受ける。映像も凄く女性的な空間、光、空気なのだが入ってゆくと知らぬ間にカマイタチで傷だらけにされる。
過去の2作は、そんな息の詰まる疲れる映画だったのだが。今回は都会(東京)の日常をエッセンス、にいくらか緩い空気感に仕上がっている。登場人物も4人で、一人一人の心を丸裸にする程執拗な描き方をせず、なるべく普通に見えて感情移入できるキャラに留めている。
まあ、何より原作もので、使っている役者もいくらかメジャーだからってのも有るかな。魚喃キリコの漫画がドライでイタイ見方によっては残酷な話を書く人でも人気商業漫画家の作品なのだ。矢崎の描いて来たギリギリ感よりはやさしいのである。
しかし、まあ性別こそ違えど閉塞した現代の日常を生きる何者でもない一人のもがきってのをわざわざ金払って観るってのはイタイ。とにかく、この映画の主人公達の意識は“一人”なのだ。孤独とは違って、“一人”。なんて言うか違いを言い辛いのだが・・・。−−今後この辺は再考しなきゃいかんのだが。
しかし、オチが今一つ気に喰わない。普通に句点が着いている。まあ、パッケージだからしょうがないかぁ?
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