| 2006年07月26日(水) |
その場所に居続ける厳しさ |
予告通りお仕事を早退して、『下北沢CLUB Que夏の陣halデビュー10周年記念ライブBlue×3 special LIVE』行ってきました。
実は下北でのライブは初めて、本多系の小劇場は全部行った事有るんだけど、ライブとなると屋根裏ですら行った事無い。で、下北沢CLUB Queは・・・箱の大きさ的にも下北らしいというか、身の丈に合った大きさと言うか手作りな雰囲気が十分伝わる大きさで、これ位の箱で大好きな音楽が聴けるのはすご幸せな事だし、ステージに立つ人もちょうどいい緊張で、ビビットな客席の反応が掴めて気持ちいいんじゃないかな?
スタートから入っていたんだけど、年齢層が不思議な感じで、若い娘っ子も多いし、お姉さんになりかけの女性も多い。案外若い男性が少ないかなって感じで、お兄さん系やオッサンが多めだったかな。仕事帰りの背広系が遅れてくる感じも多し。
さて、久々に見たhalさんは老けてた、と言うか外見的には10年の年月を微妙に感じさせつつ、私が初めて見た16・17歳少女の頃、歌うために単身東京に出て来てつんのめりそうなくらい踏ん張って健気な姿は逆に大人っぽくも見えたのだが、今日ステージで語る彼女は、最初の方こそ緊張はしていたが、徐々に肩の力も抜けた自然体で(昔も天然だとは思ったけど)、昔よりもむしろ少女の様に歌う事・歌い続けて来た事・そしてそこに集まった人々への純粋な感謝の気持ち・喜びが心から湧き出ている様子がひしひしと伝わって来た。
ほんとに歌う事が好きなんだなぁって言うのが伝わって来て、この10年どんな状況が有ったかわからないけど、好きな事をしっかり続けて来れた彼女の心の強さに、さて自分の10年はと言えば・・・なんて考えさせられてしまった。
私の中でのhalさんの楽曲は唯一持っているアルバム『ラブレター』の中の曲、どちらかと言うとPOPなものが多い印象。しかしまた、女性のアコギソロとなると、暗めのフォーク調だったり抽象的な言葉で綴る恋愛歌ばかりの印象が有ったので、最初の2曲がかなりそんな感じだったのでちょっと引いてしまった。でも、ゲスト込みで昔の曲(「ラブレター」収録曲含む)も何曲かやって行くうちにそんな思いも特に無くなり、楽しそうに歌う彼女が素敵でした。
でも、特に「CUTE」を聞いた時は「あっ、多分この曲が彼女の曲を聴いてみようと思った切っ掛けだ!」と思って、感慨深かった。
さて、元制服向上委員会のひふみかおりさんも懐かしいのはやまやまなのですが、その他もゲストの豪華な事!最近は役者でも活躍しているワタナベイビー(ホフ・ディラン)、プロデューサー渡辺善太郎(元詩人の血)、アレンジもテクニックもかなり凄かったギターリスト・昼海幹音(元東京事変)、汚いオッサンかと思いつつ結構大御所・曽我部恵一(元サニーデイ・サービス)、カリスマ先生・向井秀徳(ZAZEN BOYS)。基本は楽曲や詩の提供、そして元バンドを組んでいたりした方々です。
因に、今回のバンドのメンバーで、ドラムASA-CHANの(&巡礼ではない)普通のドラム演奏を聞いたのですが、さすがに上手いわぁ。あと、ミッキーこと昼海幹音のギターもかなり超絶上手いっす。特にアレンジとか絶妙だと思います。そりゃぁ東京事変のライブでもソロが有るわいな。あと、渡辺善太郎さんのフィルモグラフィーとか見たら、私の一時期の趣味とドンピシャ!(プロデュースのchara「やさしい気持ち」とか)。
と、まぁいろいろと考えちゃう感慨深いライブでした。
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