Mail   Home   Bbs

Back   Index   Next

2001年04月16日(月) 人生の先輩
私は、中高年対象のプレタポルテのショップのお姉さんです。世間一般にはオバタリアンなんて言葉があって、確かにむかつくおばさんが多いものですが、今の会社に入社して一年半、比較的高額なうちの服を買うおばさん達は、やはり余裕があるのか、心が寛いな〜と思ったりします。そして嬉しい気持ちにさせてくれたりします。勧誘の電話とか、普通嫌なものだけど、お誘いの電話をすると、あら門井さん?昨日は留守でごめんね、とか言ってくれたり、あなたの手紙をみて、行かなくちゃと思ってたのよ、とか、あなたはこの日は居ないのよね、とかいつも忙しいのに電話してくれてありがとう、とか結構喜んでくれるのです。まだまだお得意さまは少ない私なのですが、なかには、ちゃんと指名で呼んでくれたり、いつも駐車場やらハイヤー乗り場まで誰かが荷物をお持ちする超お得意さまが何人かいるのですが、あの子じゃなきゃ嫌とか言ってくれたり、楽しそうに、習い事や旅行や、孫の話、お子さんの結婚の話、昔のお姑さんとの闘いの話など、してくれたりするのです。30とか年下の、自分の子供より年下の若造の私を、バカにもせず、ちゃんと認めてくれて、洋服選びを任せてくれて、時には逢いに来てくれたり、色々な話を聞かせてくれるおばさん達を、さすが長く生きてる人は違うな、と、人生の先輩は心が寛いなあと、最近よく思うようになりました。


My追加


Design by shie*Delicate Erotic
thanks for HTML→HP WAZA !
thanks for IMAGE→PSYCHOGRAPHERS!
エンピツユニオン