****** Diary ******

音楽話とはだいぶ無関係な普通の日記だったり…!?
ワケわからない固有名詞や文が出てきても気にしない。気にしない。
毎日読んでいれば、その内わかるはず。はず。


2003年03月07日(金) everybody's laughing

私はダニーの「everybody」っていう言い方がすごく好きです。
他のバンドのフロントマンだって「everybody」は良く使う言葉だけど
ダニーの「everybody」は英国人しか発音できないような独特なリズムと音程で
アメリカ人が真似するには練習が必要だろうし、日本人は真似できないと思う。
フランス人なんて全然ダメっぽいし、イタリア人なら辛うじて出来るかもしれない(笑)
なんか、そんな不思議な響きです。
SHOOTING AT THE SUNの2曲目にはeverybody's laughingという曲が収録されています。
その曲を聴いていると、ライブでダニーが「everybody」って言っている姿が浮かびます。
新曲なのに何でこんなに懐かしい感じなのでしょう。とても親しみやすい。
だいたい、ハリーのドラムから始まるのがポイント高いよね♪あ〜ぁライブで聞きたいよぉ!!
もう曲聴いてるだけで、頭の中でライブじゃどうなるか簡単に想像出来てるもん。
絶対楽しいって。この曲。THUNDERの前でeverybody's laughingする日がいつか来て欲しい。
いつ無くなるかわからないバンドの前で笑ってなんていられないかもしれないけれど
少なくともライブでは私、絶対に笑いながらも泣いてると思う!

しかししかし、SHOOTING AT THE SUNすごく良いアルバムだよ。
昨日買ったばっかなのに、なんか思い出がいっぱい詰ってる昔から持ってるアルバムみたいな奴です。
ん〜、そういえば解散コンサートもこんな季節だったよね。2000年の3月半ばだったから…
あの頃はTHUNDERばっか聴いてたなぁ。ライブ、泣いた。泣いた。寂しかった。
年間通して聴いてるんだけど、思い出もあってかTHUNDERは早春が一番しっくりくるかもしれない。


昨日のお話をちょっと…
11時くらいに横浜に行って、高校時代の友達Nと一緒に「中原淳一」展に行ってきました。
没後20年だそうで。私が中原淳一を知ったのは没後17年くらいの時だったのかな。
というか、彼が亡くなった年に私が生まれてるので、多分17歳くらいの時に彼の作品を知りました。
その前からも絵だけは見た事あったけれど、名前までは知らなくて、でも気になっていたら
Nが画集を貸してくれて、とても魅力的で美しい絵で、一気に好きになりました。
オードリー・ヘップバーンみたいな大きな瞳にスレンダーなスタイルの女の子が沢山いて
色々な洋服を着ているのです。所謂スタイル画というもので、今見てもまったくダサくなくて可愛いです。
初期のクレージュみたいな形だったり、ディオールが毎年発表していた○ラインみたいな服で
淳一がパリの地でモードをたっぷり吸収して、スタイル画を描いていた事がわかる作品です。
すべての絵に美学がこめられていて、女性の美しさを追求しているから、抜け目がないくらい綺麗です。
ほんとに可愛くて綺麗ですごく興奮しちゃったよ!(笑)
友達はめちゃくちゃ淳一のファンで、グッズ売り場でいっぱい買ってた。
雑誌の編集もやっていた淳一が発行してた「ひまわり」や「それいゆ」と言ったファッション誌や少女誌の
復刻版というのが出ているのですが、当時は一冊80円くらいのが、今だと2000円くらいするのです。
友達はそれを惜しみなく買いまくって、7冊セットのBOXと付録付きの特別セットも買っていました。
3万円くらいするヤツです。も〜すごいとしか言えないけれど、好きになる気持ちもわかります。
しかし会場に居たのはおばちゃんばっかでした。まぁ戦後間もなく活躍していた人だから
50年くらい前に若者だった人が展覧会に来ているワケで、10〜20代の人は2.3人しか見当たりませんでした。
ガラスケースの中に展示されている色褪せた少女誌の付録の「かるた」を見て、
となりで見ていた70歳近いおばあちゃんが「あら〜懐かしいわね。コレ、私持ってたわぁ」と言うのです。
そのおばあちゃんの姿を見て、淳一とはすごい時間的な距離があるんだなぁと思いました。
でも、おばあちゃんって金持ちなのか、すごいグッズを買って行くんですよね。
おかげでグッズ売り場が大混雑してました。画集やポストカードが飛ぶように売れていて、
今の不景気な時代にこんなに売れるものがあって良いのか?と思えるくらい売れていました。てか、不景気??
私も何か買いたいと思ったのですが、お金もないのでポストカードを2枚だけ買いました。
本当はパンフレットが欲しかったんだけど、我慢。淳一の絵は学校の図書館にあるから我慢ね。
友達は迷わずパンフも買ってましたけど…。

その後にディスク屋に顔を出してから、横浜中華街に行きました。
もうランチも終わった15時くらいでしたから、人も少なくて丁度良いくらいでした。
お店に入って食べようかと思っていたけれど休憩時間の店も多くて、なかなか見つかりません。
目星をつけていたお店も休みだったし(あそこ、平日行くといつも休みなんだよねー…)
お金もないから、露店で売ってる肉まんとか食べようか?っとなり、美味しそうな所を探していたら
「角煮まん」を発見して、美味しそうな気配がしたので買いました。友達は「チャーシューまん」を買いました。
角煮は400円と、普通の肉まんに比べたらちょっと高かったのですが、大きさが半端ないので満腹です。
それがめちゃくちゃ美味しくて、肉がとてもサッパリしていて脂っこくなくて、柔らかくて何とも言えない歯ごたえ。
肉の旨みが染みこんでて、あ〜〜〜〜ぁ、こんな美味しいモノ食べたのって久しぶりってくらい美味しくて
思わずお土産用も買ってしまいました。家で蒸して、家族の皆にも食べさせてあげたいくらい美味しかった。
友達の買ったチャーシューまんも美味しかったけど、値段が280円だから、値段相応って感じでした。
やっぱ角煮には負けます。友達に角煮まんを分けてあげたら、美味しくてお土産買ってましたし。
そして、友達オススメの杏仁豆腐も食べました。これまた露店形式なお店で売られていて300円です。
これも美味しかった♪私、杏仁豆腐ってあんまり好きじゃないんだけど、これはイケる!!
中華街で昼ご飯700円しか使わなかったなんて嬉しいです。しかも感動的な美味しさに出会えたし。幸せ〜。
友達は中華街マニアで、試飲でお茶も飲める所を知ってて、連れてってくれました。
ライチ茶を頂いて、これも美味しくて買ってしまいました。

友達は横浜の骨董屋さんに行くというので、そこで別れて、私は新宿に行きました。
買い物をして、ヨドバシにコピーのトナーを買いに行きました。
ネットで調べたら9600円で売られてて、ひょとするとリサイクルより安いかもしれない。
それにポイントカードが5000円くらいあったから、それを使えば4000円くらいで買えるので
トナーを買うならヨドバシと決めて買いに行きました。
2年くらい前にオークションで1万で買ったコピー機。今は縦置きとか出来て便利になってるみたいだけど
私のはちょっと古いタイプで置き場に困ってるのですが、安いし、ちゃんと動いてくれるから我慢して使ってます。
これで図書館から借りてきた本をコピーしまくるんです。輸入本ってすごく高くて、自分ではなかなか買えないけど
学校の図書館には沢山の資料があって、貸し出ししている物は家に持って帰って、必要な所をコピーします。
時には全ページをコピーしてしまった事もあるくらいです。コンビにのコピー機でやってると
時間もお金もかかるから、家にコピー機があると便利です。壊れるまで使うつもりです…。
でもやっぱり原本で欲しいなぁ。。
高校生の時に買った輸入本のファッション図鑑は凄く重宝しています。民族服の図鑑も。
一冊4000円くらいしたけれど、それでもその価値から比べれば安い方です。
フランスのコレクションの雑誌でお気に入りのがあるのですが、あれ、日本で買うと5400円するのです。
パリじゃ普通に2000円くらいで買えるのに。しかも普通にシャンゼリゼ通りの露店みたいな本屋で買えるのに
日本で買えるのは限られた本屋さんで、輸入専門店でも売ってない事があったりします。
新宿の青山ブックセンターにはちょっとだけ置いてあります。でも高くて日本では買った事はない…。
学校にも資料として置いてあるけれど、知名度が低くてあまり使ってる人がいないっぽい。
みんな輸入本だと避けてるみたいだけど、日本のコレクション誌とかよりもずっと良いものが沢山ある。
私のお気に入りのフランスの雑誌も、すごく良い写真の載せ方で、見やすくて丁度良い。
あれを知ってると日本の雑誌の乱雑さというか洗練されてない誌面が嫌になっちゃう。
でも誌面は殆どカラーだから、実はカラーコピー機が欲しい今日この頃。維持費がバカにならないかな。


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