2005年01月10日(月) : 吸血鬼

えー、前からぼそぼそと言ってましたが、『Shadow Saga』今回のChapter-3「滅びぬ夜の夢」は、似非(ここ重要)吸血鬼ものです。
趣味か! と言われると(ハリー大尉調でお願いします)、そうかもしんないです。

何せ、吸血鬼ものというと、基本であろうブラム・ストーカーの『吸血鬼ドラキュラ』もちゃんと読んだことのない人間の書くものです。『吸血鬼ハンター“D”』が基礎知識かよ……。後は本屋で立ち読み、というお粗末さ! しかも、ファンタジー調に適当にアレンジまでしてます。だって、一般的に言う吸血鬼のイメージじゃ、キリスト教の影響強すぎて。
それに、ゴシックホラーの王様みたいなイメージがある吸血鬼じゃ、ゲルマン帝国っぽくて、北欧風をイメージしてる世界観に合わないんじゃよー。そんな上等な世界観か、という突っ込みはパス。(ただし、ブラム・ストーカーの書く吸血鬼ドラキュラの姿も、意外に男くさくて、優美な吸血鬼ってのイメージってのは、どうやら映画の影響のようです)
だからといって、スラヴのフォークロアに出てくるような吸血鬼だと、一気に下っ端モンスターに格下げですからねえ。せめて、小ボスくらいには……ならんかもしんない。展開が。何で小ボスかというと、おっさんが中ボスだからです……あ、ひょっとして、しまった、余計なネタバレ微妙?
そういや、つい4、5年前くらいまで、「ダンピール」という言葉は、菊地秀行氏の造語だと思ってました。無知って恥ずかしいですね。このダンピールというのが、吸血鬼と人間の女の間の子で、吸血鬼を見ることが出来、吸血鬼を倒せる存在なのだそうです。ただ、これもセルビアの元の伝承では、骨も歯も無い奇形児だそうで……。伝承って夢も希望もないなあ(違)。

何でこのネタを使ったかというと、いやー何ですかその、●●●●●●●●●●シーンが書きたかったとか、若気の至りっちゅーか……伏字だらけで、人様には分かんねーYo。まあ、そのシーンが出てきたら、生暖かく笑ってやってください。そういうシーンです。
一応、カインの素性って言うか正体っていうか、ともかくその辺に絡んでくる章です一応、このChapter-3と次のChapter-4は。一応一応繰り返しますが、本当に一応なので一応(くどい)。









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