2003年08月03日(日) : 物語内季節

梅雨があけ、8月になった途端、うだるような暑さのO阪府です。
ご多分に漏れず、暑さにも寒さにも激弱な、軟弱惰弱な悪い現代人の私は、すっかり暑さに参ってます。元々、働きの悪い脳みそはますます、脳内ストライキをかます気満々に思えるこの二、三日です。
思考停止寸前の脳みそですが。

季節といえば、物語の中で季節って意識されてますか?
『華京騒動録』においては、華京の歳時記も兼ねているので、おっつき季節はばりばり意識しております。物語内季節は、現在初夏です。そういや、中国では五月五日の端午の節句に生まれた子供は、成長するとその親を殺す、という言い伝えがあるんですけど、この由来って何なんでしょうね? 俗説では、男の子は父を、女の子は母を殺すことになるそうです。で、北宋の徽宗皇帝も、本当は五月五日生まれだったのを、縁起を担いで十月十日生まれに変更されたとか……。激しく余談。
何で『華京』の開始季節を初夏設定にしたかというと、祥竜が新酒、と言い出したからです。で、4月と9月が新酒の季節で、なら4月にするかーという感じで決まりました。そんなもんです。

異世界ファンタジーで、あんまりそういうの意識して書いてる人っていない……ですかね? 季節。
一応、『Shadow Saga』も、初夏〜夏、の季節を設定してはいるんですが、舞台となる世界の設定自体が、「何となく北欧風」以外、ほとんどつめてないので、あんまり意味ないような……。
情景描写よりも、心理の方に重きを置いてるからなあ、こっちは。

結局、何に重点を置いてるか、の問題なんでしょうか……。
しかし、真冬に真夏の話とかは、あんまり書きたくないような気がします。何となく。極端に相反しすぎて。









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