2003年07月17日(木) : ジャンル

オンライン小説で読まれるジャンルって何でしょう。
ファンタジー。
うん。書き手が多すぎて、よく「食傷気味」と言われるジャンルであります。
極端な男性向けや女性向けは除外するとして、やっぱり恋愛物?

……なんですかねえ、やっぱり。
恋愛物ねえ。
それと、あんまり小難しくないエンターテイメント。小難しくないというか、何ていうのか、特殊な知識を必要としない、万人向けのお話?

ウチのサイトには見事に無いですなあ。苦笑
『Shadow Saga』は、主人公が男二人で、しかも、私にもこの二人の関係をどう言い表すのか分かりませんしー。
友人つーのも相棒つーのも、何か空々しい気がするし。だからって、恋愛かつーとそれも違う。
まー主人公が美形二人、つーだけで敬遠されそうな題材ではあります。間違っても一般ウケはしないわな。しかし、この二人は随分と長いこと、私と一緒にいるキャラなので、ちゃんと最後まで責任取るつもりですし。まあ、この「大事にしすぎ」なのがよくないのかもしれませんが。まあいいや。

『華京騒動録』は、まあ、来歴としては『Shadow Saga』よりは二、三年遅いくらいではあります。しかし、『Shadow Saga』は曲がりなりにも、ちゃんと話を書いていたのに対して、こっちは話という形になったのは、こーやってWebで小説を公開し始めてからです。
で、またこれが中国物。しかも『三国志』じゃなくて、一般的には非常にマイナーな宋代(風)(専門家の方の目からしたら、噴飯ものではあるでしょうが、ね)。
やっぱり需要が無さそうです。

結局は自分で書きたいものを書いてる、ってだけですけど。
いかに自分が書きたいものが世間様のニーズから外れているか、何かよく分かったというか。
どっちにしても、まだ両方ともはっきり言って「始まったばっかり」レベルだなーということで、あんまり反応がどうの、って求められるレベルではないでしょうが。
まあとりあえず、反応は無いよりもあるに越したことはないが、そっちばっかり気にして、「何で書くのか」を忘れないようにしないとなーと思います。
お金貰ってるわけでもなし。

多くの人に自分の書いたものを読んでもらいたい、と思うのなら、ジャンル選びは避けて通れないでしょうが。
やっぱり、どんな作品でもまず、興味を持ったから、読もうと思うわけですからねえ。
マイナー志向の人間は、割り切りも必要です、と。
少しでも読んでいただける方に、少しでも楽しんでいただければ幸いでございます。









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