2003年06月14日(土) :
男と女と恋と愛
恋であって、故意や濃いではないのだよ、IME。 普段の変換振りがいかなる感じか、よく分かりますね。
以前にも書きましたが、恋愛関係を書くのが苦手な荒野龍輝。 弱点は、本人の経験の無さです(激痛)。 だもんですから、作中に出てくる恋愛(らしきもの)といったら、「失われた」か「成就した」か、ほぼどちらかです。 「進行中」がありません……。 『Shadow Saga』はもう、主人公たちが恋愛だ何だっていうのは、どっちも何というか、念頭に無いっていうか(カインの方はあんまり言うとネタバレになりますが、とりあえず彼は、恋愛ごとに一切興味ないのです)。レオンハルトは、非建設的なこと分かってて、なくした恋人のことが、どうしても忘れられない。不毛でごめんなさい……。
あーだから、この二人の間には、所謂はっきりとした「恋愛感情」は生まれませんから。これだけはね。例えるなら、吉田秋生氏の『BANANA FISH』の、アッシュと英二みたいな関係かも。一番簡単な言葉で書いたら、「深い信頼」になるんでしょう、お互いに。ある意味、凄く簡潔で分かりやすい関係。恋愛に近いかもしれないけど、多分違う(と思う)(曖昧)。
一方、『華京騒動録』。 こっちは、私の書くものにしては、意外と女子比率が高い。高いが、それが恋愛に繋がるかというと、非っ常ーに疑わしいのです。 祥竜の性格がやはり問題であり。女子にアプローチ受けても、多分、いや絶対気付かないよ彼は。早くもう少し大人になれー。……無理か。(諦め早っ!) 男と女がいるからといって、必ずしも恋愛に発展するとは限らない模様です(とほー)。 どうやって、ラブコメ展開にもっていけるんでしょうね! しかも正月以降とすると、物語終了までの時期が短すぎますね!(物語内時候は初夏) こっち方面で考えると、問題山積み……。
分不相応な無理すんな、ってことですな。ろくでもない結論。
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