2002年06月23日(日) :
漢字の話
日本語というのは、つくづく不思議な言語だなあ、と。 一つの文章の中に、ひらがな、カタカナ、漢字、と、三種類もの文字を使った言語、というのはそうあるもんじゃありません。 韓国でも漢字を混ぜて使うけど、それでもハングルと漢字、二種類ですもんね。 中国では、全部外来語でも漢字に直しちゃうし。 余談ながら、中国で英語なんかを漢字に直す場合、ただの音の当て字じゃなくて、ちゃんと意味も含めて漢字に直すんですよ。有名なのは、「コカコーラ」が「可口可楽」なんですが、「口にするべし楽しむべし」と、ちゃんと意味も通ってるんです。
で、漢字の話。 別に白川静先生のような話ではなく、「漢字を読むコツ」なんですが。 東洋史や中国文学を専攻していると、よく他の学科や専攻の人から、「何でそんな漢字が読めるの?」と訊かれるんですが、それは皆、「漢字を読むコツ」を知っているからなんです。 話は簡単。 漢字は、基本的に、その字の意味を表す「部首」と音を表す「つくり」から出来ています。この音を表す部分の読みから、漢字の読みが分かるのです。読みが分かれば、辞書を引くのも簡単。
……何で漢字の話かというと、『華京』です、『華京』。 今のところ、読み仮名をカッコ書きでふってるんですが、意味を説明するのもその同じカッコの中に入れているんで、いやにカッコ書きが長くなったりして。 語句として説明できるときはいいけど……。 ルビタグ、NN6でも使えないんでしょうか。IEは5からですが、でも4使ってる人も……いますよね、まだ? こういうことあるから、なかなか中国風ものはオンラインでは数少ないんでしょうかねえ。 ところで、有言実行、「中華小説同盟」作りましたので、有志の方、是非、ご参加を! こういうことに関しての意見も聞きたいです。
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