2002年05月08日(水) : テーマ

テーマなんて決めているうちは三流だ、という話もありますが、ま、それはプロの話。

テーマを決めておくと、話が予想もつかない方向に転がりだしても、戻ってこれる原点になると思います。
ちなみに、『フィルキス英雄志』は「生命」です。『II』は「解放」、『III』は「絆」。
『Shadow Saga』は、「魂の救済」…………暗い。
が、つい最近気付いたことなのですが(……)、『Shadow Saga』はもう一つのテーマがありました。
「人間と人ならざるもの」でした。
あんまり言うとネタバレになってイヤンなのですが、とりあえず、この話は一番いわゆる「ファンタジー」らしい話ですので、人じゃない存在が結構ごろごろ出てくるのですね。で、人と人じゃないものの関わり。

唯一、『華京騒動録』にはテーマもへったくれもありませんが、何となく宋代中国(風)の活力が伝わればいいな、と。

多分、テーマはその話で自分が一番書きたいこと、伝えたいこと、だと思います。
どういう話を書きたいか、でテーマを決めてみてもいいんじゃないかと。









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