硫黄島からの手紙 - 2006年12月27日(水) ずっと気になってて、中々見に行けなかったところを久しぶりに来た友人に誘われ見に行って参りました〜!! そしてやはり、見て良かった。 正直、TVのCMとかで「感動しました」「泣きました」っていう感想は、私は持ってません。 感動とか、泣く・・とか、なんかそんなのがもの凄く失礼な気さえする映画だと私は思いました。 まるでその場にいるような感覚さえ覚える、映画の撮り方もあったからなのでしょうか? 凄く、怖かった。頭では色々判っていても、凄く怖いと思った。 だから泣けなかったのかもしれない。 実際にあの島で起こった事実を私たちは教科書でさえ学ぶ事もなく、戦後を生きて来たように思う。 だからこそこの映画のタイトル「硫黄島からの手紙」・・が、もの凄く胸を打つ。 時代を超えて、目の前に叩き付けられたような。 しかもそれを撮った監督がアメリカ人だというのも、凄く興味深い事実だと思う。 戦後、復興に全てを注いできた私たち日本人は何か・・・もっと大切なモノを置き去りにしてきたような気もする。 だからこそ余計に、硫黄島だけではなくサイパンやフィリピンや色んなところで死んでゆくしかなかった人たちの事をもっと知らなければならない気がしました。 そして生き残った人たちの戦争はきっとまだ終わってはいないのだ・・という事を、もっと認識しなきゃいけない気もします。 とにかく日本人なら見ろ!! 見なきゃいけない。 そんな気がする映画でした。 ...
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